依頼書発見
『キィーーン』
強い耳鳴りと眩しい閃光で、耳と目の機能を奪われた兵士は訳のわからないまま、額に訓練でも経験した事のない痛さを味わうと、軽い脳震盪をお越して気絶してしまった。
『そっちはどう?』
『制圧しました』
ナユミから制圧をした事を確認すると、「縛り上げて強力な睡眠魔法を使って眠らせといて」とチーム全体に命令した。
上手くカモフラージュされた地下室への隠し扉と逃げ道への隠しドアを探すのに5分掛かったが、無事にドアを発見した。
『怪我とかしてないよね?』
『今はしてません………』
そう、このドア先には敵が8人テーブルを倒し、いつでも敵が入り込んでも防衛出来るように陣を作っている。
ナユミは逃げ道に回したが大丈夫だろうか………
『よし、閃光弾入れて』
『『了解』』
エリザベスがドア近くのケロベロスと逃げ道にいるナユミに話掛けるように意識し、伝える事を伝えた。
ケロベロスは閃光弾を仲間であるサキュバス族の赤毛で目が猫の様に細い目をしたIカップくらいのワーネルガーノから貰い受け、ドア向こうに投げ入れる準備をした。それを見た仲間達は突入する事を意識をして突入する時を待った。
『スリーカウントで突入するけど、ナユミの方からも閃光弾を投げ入れて』
『了解しました』
そうエリザベスは伝えると、全員が装備やライフルがちゃんと排莢動作するかを今一度確認し、スリーカウントを待った。
『3…2……』
エリザベスは全員が確認したのを合図に3カウントを始めた。
『1……閃光弾入れ!』
ケロベロスとナユミはほとんど同時にピンを引っ張り、ドアを少し開けると閃光弾を投げ入れた。
『キィーーン』
「何だ!? グハッ!?」
「目がぁぁぁ! 目がぁぁぁぁぁ!?」
「耳鳴りが止まらない!! ウッ!?」
「何だこの魔法はッ!?」
敵が訳もわからず悲鳴を上げると同時に、閃光弾を投げ入れたケロベロスを先頭にエリザベス達は突入した。
『右側クリア』
『左側クリア』
『室内掃討完了』
室内の敵を気絶させ無力化出来た為ケロベロス達に拘束させながら、ナユミを逃げ道から掃討した部屋に入れると、エリザベスは自分を暗殺させようとした犯人の手掛かりをナユミと一緒に探した。
「ありました!」
「あった?」
普通にしゃべって良くなった為、エリザベスに依頼書を発見した事をナユミは報告した。
「え~っと…… 何々………」
『 依頼書
ここで知った事は生涯黙る事を我が名前に誓って、迷えるダンジョンの主ことエリザベス・シク・ヘルスの暗殺を依頼致します。
マシルチョ・ブルータス・サンネ』
エリザベス達の店のすぐ近くの店の主であるマシルチョが依頼主であった。




