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手紙
その夜、またメールが入っていた。
読もうとしたら、母が宛名が豊玉姫になってるよ!手紙が渡された。
中を開けると、赤茶色の文字。血液で書かれており、叫ぼうとした口を塞ぎ、その面文字を読んだ。
今日は、ありがとう。メール読んでるよね。いつか2人で死のうよ。愛してる。
封筒は、普通のボールペンだが、消印がない。
「つまり、今日…自宅ポストに入れた。今日は、ありがとうって…」
昭仁…、嘘なの?本当なの?
ベッドに転がると、微かに石鹸のかおりがして、寝転がり、ふざけた事を思い出す。
そして、メールを見た。
僕の事、沢山考えてくれて、嬉しいなあ。頭を僕だけにしたい。
私は、杏樹に電話を掛けた。




