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疑い
その夜から、他愛もないメールを夜遅くまでしていた。起きたのは、昼だった。
携帯電話の知らないアドレスから、メールが来ていた。
好き好き好き好き…
スクロールしていくと、
死ねで締めくくられている。
思わず、携帯を投げつけて、震えていた。
携帯電話を拾い、友人の杏樹に電話して、家に呼んだ。
「お邪魔します。そこのケーキ屋の物なんですが…」
あらあら、ありがとうと受け取る母。
「お邪魔します!これ、うちの母からです!」
何故か昭仁もいた。
私の部屋に着くと、
「ピンクだらけじゃん。」
彼は、居心地悪そうに、ソファーに座った。
「何で昭仁が来たの!」
杏樹に言うと、いた方が嬉しいでしょ?と。
「もし、コイツが犯人ならどうするの!」
「俺が犯人だと思ってんの?!」
「だって!アドレス交換した途端に、来たんだよ!本当は携帯持ってるでしょ!」
「持ってたら、家の電話に皆掛けてこないだろ!メール見せろよ!」
言い合う私達を、杏樹が止めた。




