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夏休み
「なんかあったら、メールして来いよ。」
自宅の電話番号と、パソコンのメールアドレスが書いた紙を、昭仁は渡してきて、それを渡してきた。
「あと、母ちゃんがご飯食べに来てって。うち、男ばっかりだから。」
「家にも来てね。お父さんが、会いたがってた。」
「よし、今日は送って行こうかな。場所わかんないし。」
「えー、なんか家見られるの恥ずかしい!」
よし、行くぜ!と、駐輪場に向かう私達。
二人乗りで、校門に向かうと、
「こらー!2人乗りは禁止!降りなさい!」
担任に見つかり、私は降りようとしたら、逃げる昭仁。先生が走ってきている。
「降りた方が良くない?」
「大丈夫!逃げ切れる!」
ようやく見えなくなり、逃げ切った。
「次の部活、絶対に怒られるよ」
いいじゃん。適当に頷けば、と彼は呑気だ。




