終業式
長く立っている、蒸し暑い体育館の中。私は、貧血で倒れた。ストーカーがあってから、ちゃんと食べていなかった。
気づいたら、保健室にいて、
「担架で、担任の先生と昭仁くんが運んでくれたよ。昭仁くんが、なかなかベッドから離れなくてね。男は出ていきなさい!て言った所よ。」
温かいお茶を出してくれた保健室の先生。毛先だけ巻かれた髪が、とても綺麗だった。
落ち着いたら、教室に戻りなさいね、とパソコンをカタカタ打っている先生。
「ありがとうございました。」
気をつけてね、と言われ、頷いて教室に戻った。
大丈夫?!と、いろんな人が来た。
そのド真ん中を皆が道を空けた。
「無事で良かった。あのさ、昨日の手紙のこと聞いてさ。そんな事までされてんの?親に言った?」
「言ってない。言えない。」
私の手首を掴み、傷を見ていた。
「いや、ちゃんと食ってないだろ!手首も細くなりすぎだし、ケガの範囲広いし。マジで犯人誰なんだよ!マジで見つけたら、ボッコボコにしてやる。」
感情のなくなった人形のように、私は立ち尽くした。




