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親
「ご飯食べないの?早く降りておいで。」
「要らないってば!」
ベッドに入り、今日あったことを思い出した。何度も考えてるうちに、気づいたら寝ていた。
ドアを開けると、ラップが掛けられたご飯が置いてあり、泣きそうになった。
携帯電話で、一階にいる母にメールをする。
「今日、身体の状態が良くないから休む。薬は部屋あるから大丈夫。今から寝る。」
ズル休みをして、部屋でテレビをつけた。
多分、もう噂になってるはず。
明日からの質問攻めが、また面倒くさい。
「でも、やっぱり昭仁が好きなんだなあ…」
未練しかない。でも、最低なやつなんだ、と自分に言い聞かせて、ベットのぬいぐるみを抱きしめて泣いた。




