表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貴方が今も好きです  作者: 豊玉姫


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/35

英語

体育終わり、隣に座った昭仁から、ふわりと良い香りがした。汗拭きシートを使ったようだ。

体育終わりの英語。英語が嫌いな彼は絶対寝るだろうな、と思っていたら、案の定寝た。起こそうとした瞬間、寝顔が可愛くて、起こすのを辞めた。まつ毛が長くて、無防備な姿にため息が出た。

「アキヒト、オキナサイ!」

ガタイの良いアメリカ出身の先生は、片言でそう言って、こっちを見ている。

私は、肩を揺すり、起こすが、全く起きる気配がない。

「起きてって!」

背中を思い切り叩いたら、痛!とやっと起きた。

ため息をついた先生は、何も言わず、授業を再開した。黒板に集中していると、隣でまた、コックリコックリ寝そうになっている。

私は、手の甲に爪を立てて起こした。

「何でいつも、痛い起こし方なの?!」

「起きないからよ!」

小声でそんなやりとりをしてるのを、周りはニヤニヤしてみている。

「私、お母さんじゃないんだからね!」

「いや、母ちゃんみたいなもんだよ。」

どういうことよ!小声のつもりが、段々声が大きくなっていたらしい。

「ヘイ!ソコ、コレカキナサイ!」

どうやら、黒板の英文の括弧を埋めなさいという話らしい。

昭仁が、行かなかったので、私が書くことにした。英語は幼稚園から習っていた。だから、間違えることなく、全て正解した。

「トヨタマ、アタマイイネ!」

サンキューといい、席に戻ると、何もしていない昭仁がガッツポーズしてて、呆れてため息が出た。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ