第71話 第一部エピローグ(各部エピローグの後書きに登場人物早見表を追加していきます)
僭王歴二百五年。
バルフォネア平原での戦争は終結した。
平原での戦争の最中、
王都内のライザルド兵たちは、地下牢に捕らえられていたバルフォネア兵が脱獄し反乱を起こし、見事に制圧した。
バルメトロ王は敗色が濃厚になるとすぐに逃げ出した。
その後は、戦後の後片付けや混乱を収めるので、てんやわんやだった。
怒涛の一日が終わりを告げる。
だが、終わったのは戦争だけだった。
――王都のバルコニーから星空を望む。
「リョウカさん…ありがとうございます」
隣にエアリー王女が立つ。
「いや、みんな無事で本当に良かった…」
「それもこれもリョウカ様のおかげです…」
二人の間にメロウな雰囲気が流れる。
「リョウカ様……」
エアリー王女は目を瞑り背伸びをする。
何かを期待するように顔を近づける。
えっ…、これってつまりそういうことだよな?
いいんだよな?
いや、寧ろここで断る方がエアリー王女のプライドを傷付けてしまう。
俺も目を閉じ唇を近づける。
グキッ!?
直後、俺の首があらぬ方向に曲げられる。
「んぎぁぁぁぁあ!」
「リョウカ、話があるのだが!!」
背後にいるアグリアスが俺の頭を掴み強引に捻っている。
「ちょっとアグリアスさん! いいとこでしたのに邪魔しないでください!」
「エアリー王女も今夜は冷えます! さあさあ中に入りましょう!」
アグリアスは露骨に話を逸らしエアリー王女を室内に誘導する。
正直、魔王の事、アーサーの事、逃げたライザルド公の事。
まだまだ問題は山積みだ。
それでも、今はこの居場所に甘んじることにしよう。…首は痛いけど。
【リョウカ派】
✡コフク・リョウカ
異世界転生を果たした主人公。
野暮ったい黒髪に覇気のない目。初対面の印象は暗く目立たない青年。
ラッキースケベの加護が思わぬ方向に働き、彼の異世界ライフは過酷なものとなる。
居場所を失うことを恐れていて、他者に対して強く出れない場面もある。優しいが優柔不断な面も併せ持つ青年。彼のこれからの選択に乞うご期待。
✡アグリアス・ライオット・ホーン
絹糸のように長い金髪。切れ長の青紫の瞳。
白銀の鎧に聖剣クラリウスを携えている。
金木犀の甘い香りが鼻をくすぐる。
戦争孤児であった彼女は、剣の才を見出され、ホーン家の養子として迎え入れられる。
オルトロス騎士団の副団長であり、騎士道精神が根付いている。
気位が高いが時折、幼さが垣間見える。
掃除ができず、料理も得意ではない。
✡カサンドラ・ライオット・ホーン
ミント色のサイドテールにビキニアーマーを着用している。爽やかな石鹸の香りを漂わせている。
アグリアス同様に戦争孤児であった彼女は、この世界では珍しい回復魔法の使い手。
ホーン家に養子に迎えられ、アグリアスのことを姉のように慕っている。
オルトロス騎士団に所属しており、ショートソードの使い手。剣の腕は人並みである。
品性が感じられる話し方をしており、義姉であるアグリアスのこととなると見境がなくなる。
リョウカに対しては冷たい一面もあるが、嫉妬心からくるものである。
✡デュナン・レオンハート
深緑の髪に甘いマスク。左目の泣きぼくろが特徴的。
リョウカを気にかけている心優しき青年。
西の英雄の異名を持ち、魔王軍七幹部の一人、鉄血のバルバトスを倒した。
風精霊の加護を持ち、規格外の風魔法を唱えることができる。
派手な活躍は少ないが、状況に応じて立ち回るバランサータイプ。
過去の出来事により、父親との確執があるようだ。
✡ネコショウ
魔王軍幹部である災禍のリザリーの眷属。
子猫の姿から美少女の姿にも変身できる。
美少女モードでは、艶やかな長い黒髪、頭頂部にはぴんと立った猫耳が特徴的だ。
フリル付きのメイド服に、透けるほど白い肌。三本の尻尾を揺らめかせている。
内気な性格で、仲間に対しても一歩引いている場面が多い。
化け猫モードでは、城門よりも高く大きくなり、仲間を乗せ運ぶことができる。
✡ミザリア・ダークアイ
赤黒い髪をカールさせ、赤いラバー素材の服に黒のショートパンツを身につけている。
真紅の杖を携え、妖艶に浮遊する女魔術師。
熱魔法の使い手で、出自は不明である。
感情的になる場面は少なく、パーティーの中では大人な立ち位置を取ることが多い。
年齢以上に内面は成熟しており、小悪魔的な魅力も併せ持つ。
✡エアリー・アーサー・ラインベルド
バルフォネア王国の王女。
薄いブロンドを左右に分け、純白のドレスに可憐な花飾りを身に着けている。
王女としての責務に思い悩んでおり、彼女から見て自由奔放なリョウカに少しずつ惹かれていく。
自身の立ち位置を理解して女性を武器として扱う場面もある。計算高いタイプ。
物語を通して自身の責務に向き合っていく。
✡ステラ・メルフォード
ブロンドの短髪の少女。
革製の胸当てに、剥き出しのおへそ。
太腿まで覆う黒いスパッツ状の装いをしている。
デュナンの幼馴染で元許嫁でもある。
気が強い方ではあるが、引き際を見極めているような場面もある。デュナンとは過去になにかあったようだ。
✡ジェーン
ホットパンツに黒髪のお団子の少女。
作中最強格の体術の使い手。その拳は山をも砕く。
ステラとは友達と呼べる間柄で、魔物に襲われていたステラを助けたことから、親交が始まったようだ。
特殊な生い立ちから、価値観や倫理観が少し他者とずれている。
【リョウカ派】
✡コフク・リョウカ
異世界転生を果たした主人公。
野暮ったい黒髪に覇気のない目。初対面の印象は暗く目立たない青年。
ラッキースケベの加護が思わぬ方向に働き、彼の異世界ライフは過酷なものとなる。
居場所を失うことを恐れていて、他者に対して強く出れない場面もある。優しいが優柔不断な面も併せ持つ青年。彼のこれからの選択に乞うご期待。
✡アグリアス・ライオット・ホーン
絹糸のように長い金髪。切れ長の青紫の瞳。
白銀の鎧に聖剣クラリウスを携えている。
金木犀の甘い香りが鼻をくすぐる。
戦争孤児であった彼女は、剣の才を見出され、ホーン家の養子として迎え入れられる。
オルトロス騎士団の副団長であり、騎士道精神が根付いている。
気位が高いが時折、幼さが垣間見える。
掃除ができず、料理も得意ではない。
✡カサンドラ・ライオット・ホーン
ミント色のサイドテールにビキニアーマーを着用している。爽やかな石鹸の香りを漂わせている。
アグリアス同様に戦争孤児であった彼女は、この世界では珍しい回復魔法の使い手。
ホーン家に養子に迎えられ、アグリアスのことを姉のように慕っている。
オルトロス騎士団に所属しており、ショートソードの使い手。剣の腕は人並みである。
品性が感じられる話し方をしており、義姉であるアグリアスのこととなると見境がなくなる。
リョウカに対しては冷たい一面もあるが、嫉妬心からくるものである。
✡デュナン・レオンハート
深緑の髪に甘いマスク。左目の泣きぼくろが特徴的。
リョウカを気にかけている心優しき青年。
西の英雄の異名を持ち、魔王軍七幹部の一人、鉄血のバルバトスを倒した。
風精霊の加護を持ち、規格外の風魔法を唱えることができる。
派手な活躍は少ないが、状況に応じて立ち回るバランサータイプ。
過去の出来事により、父親との確執があるようだ。
✡ネコショウ
魔王軍幹部である災禍のリザリーの眷属。
子猫の姿から美少女の姿にも変身できる。
美少女モードでは、艶やかな長い黒髪、頭頂部にはぴんと立った猫耳が特徴的だ。
フリル付きのメイド服に、透けるほど白い肌。三本の尻尾を揺らめかせている。
内気な性格で、仲間に対しても一歩引いている場面が多い。
化け猫モードでは、城門よりも高く大きくなり、仲間を乗せ運ぶことができる。
✡ミザリア・ダークアイ
赤黒い髪をカールさせ、赤いラバー素材の服に黒のショートパンツを身につけている。
真紅の杖を携え、妖艶に浮遊する女魔術師。
熱魔法の使い手で、出自は不明である。
感情的になる場面は少なく、パーティーの中では大人な立ち位置を取ることが多い。
年齢以上に内面は成熟しており、小悪魔的な魅力も併せ持つ。
✡エアリー・アーサー・ラインベルド
バルフォネア王国の王女。
薄いブロンドを左右に分け、純白のドレスに可憐な花飾りを身に着けている。
王女としての責務に思い悩んでおり、彼女から見て自由奔放なリョウカに少しずつ惹かれていく。
自身の立ち位置を理解して女性を武器として扱う場面もある。計算高いタイプ。
物語を通して自身の責務に向き合っていく。
✡ステラ・メルフォード
ブロンドの短髪の少女。
革製の胸当てに、剥き出しのおへそ。
太腿まで覆う黒いスパッツ状の装いをしている。
デュナンの幼馴染で元許嫁でもある。
気が強い方ではあるが、引き際を見極めているような場面もある。デュナンとは過去になにかあったようだ。
✡ジェーン
ホットパンツに黒髪のお団子の少女。
作中最強格の体術の使い手。その拳は山をも砕く。
ステラとは友達と呼べる間柄で、魔物に襲われていたステラを助けたことから、親交が始まったようだ。
特殊な生い立ちからか、価値観や倫理観が少し他者とずれている。
【所属不明】
✡女神タチアナ
胸元が大胆に開いた白いドレスを着た女性。
エメラルドグリーンの瞳に同じ色合いの長いウェーブがかった髪。
異世界転生の案内役を担っている。
リョウカのチートスキルによりメルフィナに召喚される。理を冒さぬよう世界への干渉は極力避けるようにしている。
【バルフォネア王国】
✡メアリー・リリー
王都の酒場の看板娘にして店主のバニーガール。
長いブロンドのウェーブを揺らし、誰にでも気さくに話しかける。
バルフォネア王国では珍しい結界術の使い手。
出自は未だ明かされず。
【魔王軍】
✡魔王タカミヤ
長い黒髪。長い刀。鋭く切れ込んだ細い目。
黒衣に包まれた華奢な体躯をしている。
女神タチアナとは何やら面識がありそうだ。
彼の目的は未だ謎に包まれている。
【魔王軍七幹部】
七幹部は任命と同時に魔王の刻印という加護が与えられる。
刻印を授かった者はその時点で永遠の命とスキルを与えられる。
千年間、彼らを破った者はいない。
✡災禍のリザリー
災の刻印により、火、風、雷の三属性の魔法を複合的に扱うことができる。
赤い髪に紫の肌の魔族の女。姉御肌な一面もあり、眷属であるネコショウを溺愛している。
ネコショウの想いを汲み一時はリョウカたちと旅を共にしたが、ネコショウを人質に取られたのと、魔王を裏切れずに結局、リョウカたちから離れていく。
✡鉄血のバルバトス
鉄の刻印により自在に鉄を精製し操れる。
過去にデュナンに討たれ消滅する。
✡変面のカリス
虚の刻印により攻撃を受けた者の姿に変化できる。
その素顔を見たものはおらず、性別すらわからない。
また、変化した相手の能力をそのまま引き継げ、再現できる。ただし、チートスキルだけは再現ができなかった。
リョウカとミザリアに討たれ消滅する。
✡最恐のアリス
邪の刻印により見つめた相手を恐怖に追いやる。
黒髪ロングに黒のゴスロリ衣装。フリルのスカートの少女。
黒目をみた時点で無差別に恐怖をばら撒くため普段は目を閉じている。
目を閉じていても、マナで他者や周囲を知覚できる。
リョウカに泣かされる。
✡軟海のウェルマー
柔の刻印により物理攻撃は一切効かない。
薄ピンクで半透明の半魚人の魔族。
ミザリアとジェーンに討たれる消滅する。
✡断空のアーサー
元オルトロス騎士団長、アーサー・オズワルド。
魔王軍の中で唯一刻印を得ていない。
作中最強格の大剣の使い手。
感情が読めないことも多く、彼の目的は明らかになっていない。
✡孤高の——
一部未登場。




