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せっかく授かったラッキースケベが思ってたのと違う〜授かった瞬間に裏切られた〜  作者: 那須 儒一
五章 奪還編

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第一部エピローグ

ブックマークや評価をいただけると励みになります。

僭王歴せんおうれき二百五年。

バルフォネア平原での戦争は終結した。

平原での戦争の最中、

王都内のライザルド兵たちは、地下牢に捕らえられていたバルフォネア兵が脱獄し反乱を起こし、見事に制圧した。


バルメトロ王は敗色が濃厚になるとすぐに逃げ出した。


その後は、戦後の後片付けや混乱を収めるので、てんやわんやだった。


怒涛の一日が終わりを告げる。

だが、終わったのは戦争だけだった。


――王都のバルコニーから星空を望む。


「リョウカさん…ありがとうございます」

隣にエアリー王女が立つ。


「いや、みんな無事で本当に良かった…」


「それもこれもリョウカ様のおかげです…」


二人の間にメロウな雰囲気が流れる。


「リョウカ様……」

エアリー王女は目を瞑り背伸びをする。

何かを期待するように顔を近づける。



えっ…、これってつまりそういうことだよな?

いいんだよな? 

いや、寧ろここで断る方がエアリー王女のプライドを傷付けてしまう。


俺も目を閉じ唇を近づける。


グキッ!?

直後、俺の首があらぬ方向に曲げられる。


「んぎぁぁぁぁあ!」


「リョウカ、話があるのだが!!」

背後にいるアグリアスが俺の頭を掴み強引に捻っている。


「ちょっとアグリアスさん! いいとこでしたのに邪魔しないでください!」


「エアリー王女も今夜は冷えます! さあさあ中に入りましょう!」

アグリアスは露骨に話を逸らしエアリー王女を室内に誘導する。


正直、魔王の事、アーサーの事、逃げたライザルド公の事。

まだまだ問題は山積みだ。


それでも、今はこの居場所に甘んじることにしよう。…首は痛いけど。

第一部完結しました。

伏線回収まで一気に読める構成なので、

未読の方はこのタイミングでの一気読みをおすすめします。


読み続けてくださって本当にありがとうございます。

もし楽しんでいただけたら、

ブックマークや評価で応援してもらえると嬉しいです。

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