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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

公式企画に参加してみた ④ 2023年 なろうラジオ大賞5 

たまご探偵と怪死事件簿

作者: モモル24号

 

 私はたまご。探偵だ。今は調査の為に、雪山がある地域の都市に来ている。


 ここでは毎年のように雪解けの季節に原因不明の病と、怪死事件が起きているからだ。


 怪しいと言ったのは、もともと体力のない小学生の低学年の子供ばかりだからだ。


 大方流行りの病の悪化で、身体が変異したのだと思われる。調査費用は先払いで出ている。私としてはラッキーだ。


 宿には温泉もあるし、二、三日のんびりしても怒られまい。


 だが事件の方が有能な私を呼びに来る。なんと私の部屋を担当する仲居さんが、この町の出身で幼い頃に姉を亡くしていたのだ。


 雪だるまのお化けの話しは眉唾なものだ。子供にありがちな想像性が生んだ悲劇やも知れぬ。


 結論から言えば、怪死の理由はアドレナリンの幻覚作用によるもの。または体力のない子供が寒い雪山への滞在で、体温調節の麻痺による異常代謝や代謝機能の破壊を起こしたと考えられる。


 低体温症とも言うな。寒さによって発生したり、悪化したりするいわば 寒冷障害だ。


 最近の異常気象による気温の落差による寒暖差アレルギーも、こうした症状に近いと思われる。


 すまん、それっぽい事を言ってみただけだ。専門家ではないので叩かんでくれよ。たまごだけに割れてしまう。


  人体の不思議は面白いものだ。 例えば温泉は温かい、熱いくらいのときもある。私はそう認識している。


 だが、そういう思い込みをして入った時に氷水だとしたら、かなりドッキリするだろう。


 つまりだ、今回の事件もそれに近い。身体が過敏になっている上に、過剰反応を引き起こしたのだ。暖かくなったのに、身体は寒いと勘違いする。


 暖かくなるほど身体は逆の反応を引き起こしてしまうのだ。対処の方法は熱い冷たいを根気よく認識させ、身体に覚えさせることかな。



 何、適当に言うなだって?


 最初に言ったであろう。私ははたまごだと。事件の解決は医学の専門家や探偵の本家(プロ)に任せるとしよう。


 私はそれまでゆっくり温泉にでも浸かるのも仕事なのだよ。


 なに、たまごだから温泉に浸かると茹だるって?


 ははっ、それで美味しくなるのならたまご冥利に尽きるものだ。


 ――――あぁっ、やめろ食うな。料理ではない、冥利と言ったのだ。


 お読みいただきありがとうございました。なろうラジオ大賞5の投稿作品となります。


 推理というには烏滸がましいのですが、たまごだけにヒヨコでもないのでお許し下さい。


 先に投稿した【雪山の遠足と雪だるまのお化け】の関連作品になってます。


 たまご探偵がたまごか人か……謎のままです。

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