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⑺『生命の抽象化』

⑺『生命の抽象化』



思想的、異論のない、正論とやらが、ごうごうと雨風が吹く夜に、ジョバンニは、夢の中を今でも放浪しているだろうか、その生命は。生命は、実に鮮やかに、銀河を彩っているし、我々には、常に、其処へと向かう意思が出来ているのに、雨風は止みそうにない。



復讐という回路に、向かう意味は無いと思われるのは、自業自得という言葉があるからだ。復讐したって、何れ、復讐されるのは、輪廻のオチである。我々は、生命を宿す限りにおいて、復讐の無い世界を期待するし、また、穏やかな世界に生きていたいものだ。



自分は弾道を、自分に向かっても、他者に向かっても、打ちはしないだろう。弾道とは、目に見えるものではない。心の意思の姿勢のことである。揺ぎ無い信念の様なものでもある。生命の弾道は、この様にも、今も、抽象化される訳である。

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