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⑷『生命の抽象化』

⑷『生命の抽象化』



原始の太古の時代から、我々の生命は続いている。昔何ものだったか、という疑問すら、遡及出来ない程の、問題状態になっているという点で、我々は、生命の系譜を辿ることは出来ないが、それでも、人間は存在しているという事実が、生命を抽象化するのだ。



敢えて言えば、抽象化された生命は、川の流れの様なものである。確かに、源水はある訳だが、その原初を辿り、発見しない限り、何処から流れ出ているのか、という疑問は、常に沸く訳である。原初の場所を知ることに、生命の抽象化は、酷似している。



生命は、川の流れの中を、弾道の様に走っている。川の流れは、時に、生命を脅かすこともあれば、楽に長い道のりを弾道で走る様に、加速装置になってくれることもある。我々には、そんな、川の存在が、必要不可欠であった。人間の原始を、再度、問いたい。

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