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⑵『生命の抽象化』

⑵『生命の抽象化』



言葉を操り、自己の原初を探っても、明白な答えなど出てこないのであろう。弾道は、一つの意味を持ってはいたが、身体を得た今は、その記憶は善悪の彼岸を超えて、正確な実証など、無に等しい。何処までの記憶が、必然かは、最早、辿ることは出来ない。



目の中に入れても痛くない、という言葉があるが、その血縁的体系の中で、自己の成り立ちは、もっと昔の、先祖が、我々の本当の意味を知っているのだろう。何処で分かれて、何処で繋がったかは、或る一定の時代で、その記憶を消し去られてしまっている。



生命は、生物学では様々に実証出来ることもあるだろうが、寧ろ、抽象化して、例えば顔の酷似など、そう言った、写真などから、先祖との血縁の有無を知ることが、早道かもしれない。弾道は、何処で生き残ったのか、それが分かれば、何か他の意味が、人生に見えてくるはずなのだ。

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