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四話 案内と自分の設定。

作業BGNがレンくんなう。


「………じゃぁ、まずシュガーちゃんの部屋にご案内だね。」

「ごあんなーい!」


そう言われて割り振られたらしい自分の部屋に連れて行かれる。

因みにワープルさんに続いて喋ったのは、レン君である。可愛いよぉ。


ごほん。ついた部屋は至って普通の部屋。

ワープル曰く、この部屋は自由に使って良いらしい。

レイアウトも基本自由だとか。そして、その二つ隣が、ワープルさんの部屋らしい。

見せて貰ったところ、宝石のコレクションが並べてあった。

小さい物ばかりだが、本物には変わり無いという。


自分はこれといった趣味は無いが、パソコンとプリンターは必須だ。

インターネットの繋げるかどうか聞いた所、一応繋げるらしい。

エンジニアの、クラフトにやってもらいなと言われたので早速頼る事にしよう。


次に連れてこられたのは、屋敷の主が使うのであろう綺麗なドアの部屋だった。


「此処は、リンネ隊長が仕事する部屋。報告書も此処に届けるの。

隊長が居ない時は、中に置いてある、白い箱の中に入れておいてあげて。

あっ因みにこの隣がリンネ隊長のお部屋だから。」


隣が部屋ですか!これはこれは。


そして、続いて案内されたのは《食堂》料理は基本的に、ワープルさんと、まだ会っていない双子ちゃんが作るらしい。

朝は七時〜九時の間、

昼は十一時〜二時の間、

夜は五時〜七時の間までに来ないと、その時間のご飯は無しらしい。

そして街の見回り当番の人は、朝と夜、みんなと別に取るため、例外らしい。

因みに、双子ちゃんのコードネームは、姉が《アルファ》妹が《オメガ》だそうだ。


そして次に案内されたのは、保健室。


此処では基本的に看護婦であるアイちゃんが手当てしてくれるらしい。

因みに、ドクターのユウトは、リンネ隊長の次に偉い…というか、戦闘員以外の子達…特殊隊員を纏める、《特殊班隊長》でもあり、医者でもあるから、シャドウに関した大きな事件があった際は色んなところを飛び回るらしい。

因みに、あの子、元戦闘員だから、実力もそこそこ有るらしい。


ちなみに、レン君と同じ体質で、彼も近くにいるだけでシャドウからの傷が治りやすくなるらしい。


次の行き先は、《戦闘訓練所》だった。

此処が主な行動場所なるのだろう。


此処は名前の通り、戦闘訓練を行う場所。

同時に、シャドウ・ハンターとして《力》の制御練習も行うらしい。


制御の他にも、簡単な筋トレ、攻撃練習とか…戦闘に関して色々できるそうだ。

訓練は明日かららしい。



次の行き先は、裏庭らしい。

主な休憩エリアで、飲む紅茶は云々とか言ってきた。特に大切なことは無いのでパス。


「…さて。最後に、やってもらう事があるの。」

「?なにを?」

「貴方はこれからS・Hに成る。それは、



家族と関係を絶つ事になるわ。」



「………え?」

「S・Hは謎の存在であると同時に危険な存在でもある。

もう貴方は一般人では無いの。そんな子を、ほったらかす訳には行かない。

此処で生活する事になる。」

「………任務以外では出れないって事?」

「いいや。満月の日の朝九時〜三時だけ、外出許可が出るのよ。

その時間は自由行動よ。まぁ、ローテーションだけどね。」

「………うん。」

「………残念だけど、これは強制なの。」

「まぁ、別に帰らなくてもいいですよ。



それに、自分の決めた事を曲げるつもりは無いですし。」



「………真っ直ぐね。さて。家に帰って別れを告げに行くわよ。学校にも…ね。」

「………はい。」

「さて。行くわよ。」


そう言うと、足下に、水たまりが現れた。

レン君は外に出てはいけない………筈だが。


「ぼくもいくーっ!」

「駄目よ。お留守番。」

「あったかいもの買ってきてあげますから。」

「おるすばんしてる!」


釣られやすい。これが小さい子にあるメリットです。

湯たんぽをしっかりと買ってきてあげるからね。

水たまりの中に沈んでいく自分。

驚いたが、安全は保障してくれるらしい。

そして、あっという間に自分は水たまりの中に溶けていった。

そこでは、枕を握りしめたレン君が少し悲しそうな顔をして、その場を眺めていた。


ーーーーー


気づけば自分はとある路地裏に出ていた。

ワープルさんは、路地裏に着くや否や、いつもポニーテールにしていた髪を下ろし、サングラスをつけた。これが変装らしい。

まぁ、元々服装は簡単なワンピースだったから、彼女がS・Hだという事に気づく人は少ないだろうけど。


そして家に歩いていく。家の前につくと、そこには警察がいた。

どうやら自分について話しているらしい。

運良く、着ていた服のフードが付いていたので、そのフードを被って話を盗み聞きする。


「娘さんの行方についてですが、シャドウに食われた確率が極めて高いです。」

「そんな………あかり………」

「あいつのせいで…!」


食われた事になっていましたか………にしても父さん。ひかりの事をかなり恨んでいますね。

………この状況で、外に出たのは興味半分だったなんて言えるはずが無い。


「S・Hに頼めないのですか?!」

「それは無理かと…」

「なぜだ?!」

「S・Hは、基本的に討伐を…」

「あのとき間に合わなかったじゃないですか!!その所為で…あかりは…!」


………死んでませんよ〜。


「捜索は続けますが…」

「いくらでも払います!お願いします!」


………面倒ですね。


「屋敷に帰ります。」

「…良いの?」

「良いんです。なんか出て行くのも面倒ですし。」

「そう。」

「………あ、あったかい物。湯たんぽ買って帰りますよ。」

「カイロの方が…?」

「………両方買いましょう。」

「そうね。」


その後、商店街で湯たんぽとカイロを買って帰った。

後、寝巻きセットを二着、

ジーンズとヒートテック、

ポロシャツ、

下着セット、

ジャージセットを二着、

ノートとペンを買って帰った。


「………随分と買い物が増えたわね。」

「あんな状況になってるのに家に帰れますか?」

「無理ね………」


そう言われながら、買い物袋を抱えて屋敷に帰った。

部屋に荷物を置いてもらい、早速しまう。

簡単な服とノート、ペンだけで、パソコン系統はまだ貰ってないが、まぁ良しとしよう。暫くしたらまた買いに行こう。うん。

そんな事を考えていると、ドアが開いた。

そこにいたのはまるで忍者の様な見た目をした、ナンバー三、ザンゲキだった。

そして、話しかけてきた。


「明日から早速戦闘訓練だ。」

「あ…はい。」


その一言でザンゲキはどっかへ行ってしまった。

そして、入れ替わる様に、レン君が入ってきた。


「あったかいもの!」

「あ〜はいはい。コレとコレ。」

「………これな〜に?」


湯たんぽの使い方はみんな知ってるからやって貰いなと言っておいた。

あと、カイロは貼るタイプではなく、手に持って温めるもの。

入れる袋は簡単なモコモコの奴だ。


「じゃぁじゃぁ!ゆたんぽやって!」

「はいはい。」


食堂に行って、服をから本体を出して、お湯を入れる。

そしてある程度入れたら蓋を閉めて、袋に入れて出来上がり。


「はい。」

「わぁい!ぽかぽか〜!」

「………持ち運ぶつもり?」

「うん!」


レン君の何処にそんな腕力が?そう思った自分であった。

明日はいよいよ戦闘訓練だ。


次回、戦闘シーンをかけるかな。いや、書かないとな

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