0、始まり
初めてなんで、いろいろご指摘お願いします。
あと、ネーミングセンスには期待しないで下さいw
・・・・・・無力だった。
あがくことすら・・・できなかった・・・・・
あまりにも勝手に・・・
・・・あまりにも・・・・・
・・・・・・残酷に・・・
「はあ~あ・・・やっと終わった~」
「だね~・・・」
最後の体育が終わり、一日の授業を消化した俺は即座に机に突っ伏す。
しかしそれは疲れたからではない。
「んじゃ、早く着替えようよ」
・・・・・そう、女子が着替えるからだ。
いま変t・・・もとい大胆な女子がいたもんだなあ、と思った方。
そうではない。むしろ、イレギュラーなのは俺なのである。
なぜなら、ここはただの学校ではなく・・・『漢呪特別開発学園』・・・・・それもAクラス。
5年前、ある日を境にとある神(なのかどうかは定かでない)が世界に突然現れ、文字・・・中でも漢字に[呪い]をかけ、その文字の持つ『意味』がこの世に具現化してしまうという現象を起こし、姿を消した。
なぜ急に現れ、数多くの文字の中で漢字にのみ呪いを施し、なにをすることもなく消えたのか・・・
全てが謎であり、これには世界は混乱を極めた。・・・いまだかつてないほどに・・・・・・
そんな中、ある研究結果が発表された。
その研究結果はこうだ『呪いは、人々の”名”にのみかけられている。』
どうやら、漢呪を発動してる(暴走させてる)人を数十人調べたところ、全て日本人であり、一人ひとりの周りに起こる現象は名前に依存していることが分かったようである。
また、全ての人が呪われたわけではないということも・・・
だから政府は、全ての呪われた人々・・・通称”呪人”(あまり好まれない呼び名で、普段は”ノウト”)をこの学園に入園・・・・・・
・・・・・いや、’収容’した。
とはいえ、入園すればある程度自分で制御できるように指導してもらえ、普通の勉強も学べるので、ほとんどのノウトはここに入ってくる。
だが物事には例外が存在し、これについてもその例に漏れず、入園しない者もいる。
それは”はぐれノウト”とよばれ、全体の約20%程度である。
なにをかくそう、おれもその一人だったのだが、とある事件をきっかけにここに入ることにした。
そしてこの学園はA~Fまでクラスがあり、その中でもA~Cのクラスはトップの力をもつ人が他に比べ多く割り当てられる。(・・・・・あくまで全てではないが・・・)
余談だが、男女比率は女子が圧倒的に多い。
原因は当然のごとく不明。
というわけで、いまこんな状態なのである。
「ブラがそろそろきつくて・・・」
「え~、うらやまし~」
・・・・・俺は空気である。
一時期はハーレムというやつに憧れもしたものだが、実際に体験してみるとかなりきつい。
話には全くついていけないし、移動はいつも一人、おまけに男子のトイレは校内に3つしかなく、しかもみんな教室とは別の階だ。正直、やってられない。
あ~あ、一ヶ月たっても慣れないこの生活、どうしたもんかと頭をひねってみても、無いものは無い。
・・・・・とりあえず、放課後になったらC組のマサのとこにでも行くか、と思考を巡らせていたときだった。
「ねえ、聞いた?”死に花”のうわさ」
小説って思っていたより疲れる・・・^^;
いきあたりばったりなので、おかしいところが多々あると思います。
もしよければ教えてください。