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FILE0:プロローグ
初投稿ですね。今回の小説は余り長くしない予定です。注意…グロテクス?な表現が含まれているためご注意ください。
喧嘩の理由はすごくくだらないことだった。
些細な喧嘩だけどひくにひけなくて僕らは取っ組み合った。
先生が止めに入り僕らは形だけの謝罪をした。
もちろんそんな謝罪で許す訳もなく僕は帰宅してお母さんのつくったご飯を食べてお風呂に入っていた時だったんだ……
喧嘩を思いだして僕はとっさに『あんな奴死んでしまえ!』って心の中で叫んだんだ。
きっと……
だから……
光一君は死んじゃったんだ。
車に跳ねられて即死だったらしい。
僕の願いは叶った、けど何にも嬉しくない。
むしろ虚しくて悲しかった。
自分が殺したんだという罪悪感にもかられた。
それから僕は嘘でも人を死ねと思わないし言わない。
そして僕はとうとう中学三年生になった。