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第二夜ノ牛刻 魔宵の帳

 

――――――必ず夜までに帰ってきて――――――



     ※*※

   

「……どういうことだよ、これ……」

 見渡せば黒い断崖の淵……眼下をぎるは断裂の底、暗きに潜んだ闇が揺蕩い、大口を開けて待ち構えている……。相対あいたいする双壁は円弧を描き、鋭い切立ちの生えそなわる様は、歪んだ悪魔の頬笑みにも似て……。足元続く延長線上に森を抉るかに見える壮大な爪痕を、天地の光景を目の当たりにした秋分は、われ知らずと唸る声に後ずさる……のけぞるリコリスの襲撃にあう。『しっかりしな、全く情けないよ』口を使えば一言で済むが、その分手ならぬ尻尾の乱打がとぶ。乱れに乱れる尻尾、尻尾、尻尾、尻尾、尻尾咲き……毛の味にはいささか慣れた。糸引く口の端を手の甲でぬぐうと、自然厳しさを噛みしめアキは言う。

「毛深いな……」

 リコリスの鋭い眼力めぢから、もとい毛力を受け止め、むっしゃむっしゃと思うことには、『なるほど、育毛剤よりも本物の毛か……毛点だな』と納得する……のだけれども早々に真顔で身を引く彼女の姿が。

 リスの顔つきなど詳しくもないアキだが……‘そういえばこいつ雌だったな……まがりあってあり余るけれど’……と口にしようこともない。ニコッとリスに微笑みを向けると、返す足で森の北東部‘古の始まり’とうたわれるその場所へと足を運ぶ……。


『盲目ノ瞑に光なし …………』


 まるで整地されたみちを歩いているような感覚に捉えられる、おおよそ錯覚というだけではないのだろう……「緑が深いな」と言い直す傍ら、あちらこちらで見え隠れしているのは今は亡きそのものの名残であろうか。


『…… 御幸ノ座に光あり …………』


‘こつん’と、片石の出張りに突き当たる。何とはない、路傍の石にも同じくして……ただ地下からの突出に沿うように、斑状を顕す結晶組織が一なる様にて折り重ねられ、鮮やかにも落ち着きを宿した鉱脈模様を形作っている。……そしてアキの双眸をまさにと射ぬくのは、その向こう、遠くにあって深く刻み込まれた緋に色付く詩文だった。


『………… 不服徒よ不迷徒よ ……』


 岸壁の岩波に文字は浮かぶ。高きに留まり、今あってなお秋分達をその本分彼方より見下ろしている……。

「リコリス……」

 きつく締められたまなじりに強く……意志を通じてアキは問う。

「ありゃなんだ……」

「あれは……」と言いかけリコリスは、ぱたぱたと乗り換えた肩の先、尾っぽを持ち上げつり合いをみる……探るような手つきは宙を彷徨い、すると目の動きに先んじて揺り動かされる。 


『………… 努々顧みぬ 其は在りや』 


「……緋文ひぶんだねぇ、このあたりじゃあれのことを緋文とだけ呼ぶんだ。読めるかい?」

「……いや、読めない。見覚えのないつくりだな」

『緋文』と称される文字列の威容、綾なす線が炎の如くして、修められた一つの文字、紋様としてのその姿は、他の存在を圧し戒めているかのように目に映る……。

「そう……うっかり読めてしまうと危ないのもあるからね、それで正しくもあるんだけど……でもあの緋文は大丈夫さ、むしろアタシ達に警告してくれているんだ」

「……なんて、書いてあるんだ? そういえば行きがけにも一つあっただろ、なんか岩くれみたいなもんに……あっちも頼む」

「……そうだね、緋文の方に書かれていることには‘光ある方へ省みない者はいない’、転じて省みてはならないことを暗に示している、それはアタシ達が絡車らくしゃの上から見たもう一つの方の文意に則す形で、汲み取られたものに由来している……」

 リコリスは続ける。岩壁の灰地に燃え盛る緋文、歳月を経るようなリコリスの声と、アキは脳裏に刻みつける……潮の微かな匂いが繋ぎとめて。

「そこには、‘憂いの底にあって一切の光が差し挟まれる余地はない、いざ行かんとする者心して進め’、と綴られていてね……緋文と合わせて‘光ある方へと顧みない者はいない、しかれど決して振り返るな、心して進め’と言い伝えられているのさ」

 頷き語るリコリス、……けれどどうしてだろうか、そんな彼女の居住まいにどこか寂しさを感じてしまうのは……


「……リコリス、俺達山なりにずっと坂道を上がってきたはず……なのにあっちの方から波の音、みたいなのが聞こえてくるのはどうしてなんだ……空気にもどことなく塩っ辛さが混じっているようだし」

 先ほどから気になっていること……アキは一つ聞いてみる。

「あの緋文のある一ノたにの向こうはもう海さ、玄海の海。海面まで真っ逆さまの絶景と、果ては幻海まで続く海の蕩揺い。アキ……アンタの故郷? とも繋がってるんだよ。懐かしくないかい……」

 リコリスの小さな両の手が、顔を‘こすこす’擦りつけるのを茫然とした表情で見守るアキ、自失の海原で思うことは一つ、―――リコリスが……笑っているのか―――……。

「あたしはね……生い立ちは、実を言うと東の方のあちらからなんだ……だからかな、ここの土地は少し気にいってる……」

 アキが、頭内で独り鐘を突き鳴らしている間、リコリスは大層様々な表情を見せている。それは今までと少しも変わらない姿なのだが、アキには到底違って見える。やはり彼女をリスと考えていたからなのか……けれど動物は笑わない、ただ人であるから笑うのだ。怒ってばかりのリコリスは……ではなぜ彼女は笑うのか、‘ああ、そうだここはメルヘン……’ぐるぐる答えも出そうかという時になって、

「アキ、もうそろそろ行かないと……ほら、しゃんと、立って」

‘リコリス’からのお呼びがかかった。


 第二の渓谷を跳び越えて、アキ達は森へとやってきた。……そう、命からがら‘大の字’になって、断裂の境を飛び越えたのだ。

「アタシ達には時間がない、ここでへばってる時間はないんだよ……それに、そこまで大したものじゃなかったろう?」

 リコリスのまこと涼しげな顔、うつ伏せになって倒れるアキのつむじに覆いかぶさって……うんうん唸る具合のアキを見つめ、少ないながらの同情は持ち合わせている……といった装いではあるように。

「……リコリス、モモンガ様にはわからないだろうな」

 土くれを握り締めた指の先、人差し指だけが持ち上げられる……地面に伏せって表情は見えない、が、はからずとも窺い知れることはできようか。天上天下唯我独尊……、とは全くといっていかないもよう。

「……一つ、俺は人間である」

 もうくらんだ稚児を諭すように……告げるアキ、第二の指が開かれ……無法を正す。

「二つ、人間は地に足つくものである……」

 そして最後に……第三の指は開かれ、リコリスは啓蒙の光を目の当たりするのだ。

「三つ、俺は高いところが大の苦手だ……ああ、あと皮下脂肪の膜がないんだった」

『眩しい……』、リコリスは眩しさのあまり目が眩んだ……気付いてみると、目の前に転がるボロ雑巾のアキが……。尻尾の、不揃いな毛並みが気持ち悪くて、悪態をつきつつ毛づくろいに勤しむ……リコリス。

「……悪、魔め……」

 あお向けに転がされながら、浮かんだ走馬灯―――否、回想にぼんやり耽っているアキ。

『人生、第六番目の苦難だったか』、声に出したのかもしれないその言葉に……無性に冷たく返す言葉。『あんたの人生楽なもんだね』……。

‘いやいや八番目だったかな’と思いなおすが、蔑んだ目下リコリスは言う。

「アキ、邪魔。そこどいて」

 どこから聞こえるのかと思いきや、他ならぬリコリスがリコリスであるままに枝を伝い、野生の力とおもむくまま、アキの目先で果実をひっつかんでいる。くるくる器用に果実をまわすと、ぷちんと嫌な音を立てて落ちる……固そうな果肉

「っあて…………ってぇぇ」

 ものの見事に額を打ち付け、ころころコロリと黄色い果実。本日二度目のその偶然……思えばそれが始まりだった。長い長い一日は、まだまださっぱり続きそう……。

「なんだい、どんくさいね……さっさと食べちゃいな。いよいよここから‘ジュディス’だよ」



 ――――――『魔性の森(ジュディス)』――――――……



「あ……、あぁ……」

 先刻とはうって変わって投げ渡された果実、握り締めた指に力が入る。

 奥歯でガリッと噛み砕くと、どうしてかそれは生肉にくの味がした……。


「リ、リコリス……これ、すっげぇ……不味ぃんだけど」

 表情がない、リコリスは能面にもこうかう語る……

「……外皮は堅いけど、は生温かくって柔らかいだろう……村じゃ‘人肉の味がする’って専らの噂さ……」

 大きく見開いたリコリスの、眼。

「じ……人肉ってあんた…………」

 よく見ると黄色が、肌色にも見えてくる。くすんで……こころなしか、四つの窪みもあるよう……『眼、鼻、口』に。

 アキは、ぽろりと取り落とすその果実を……再び手に取ろうとは思えなかった。

 ……今度は果実はころりと転がらず、ぺちゃりと鈍い音をたてて飛び散った。

 

「アキ、ちょっと何やってんのさ。これでも栄養価の高いまっとうな果物なんだよ……」

 非難の色で訴えかけるリコリスを見る……『じゃぁ、おまえが食え』、呑み込む言葉を前に、代わりと引っ掴んだリコリスを肩に乗せる。

「……さっさと行くぞ」

 残した言葉に、二ノ渓の洗礼、先行く道程に光はあるのか……一切の不安を拭いきれないアキだった。


      ※*※


 魔性の森の段差を貫く、一本の獣道を掻き分ける。どの草木にあっても緑が深く、黒く染まって見えなくもない。中には緑を転じて青に栄える、そんな蔓草つるくさも目にちらつき……。

 肩先をぎって蝶が飛ぶ……優雅にも胡蝶の舞を見せるが……青い炎を灯らせて、光を滲ませるその姿は……アキを郷愁の淵へと誘う。其れは二となり、二は三となりて……いつしか十数もの鬼灯りに包まれ、アキとリコリスは歩みを止める。サァァと囃し立てる木々の音色……

「……どうした」

 リコリスの怪訝な表情。アキの肩の上にあって手綱を握る彼女には、どうして腑に落ちない状況と見える。

「いや、大変なところに来ちまったなと思って」

 アキが歩む、道なき道。

「後悔、してるのかい……?」

 リコリスは問う、

「……違う」

 彼女には到底知る由もないこと、

「ただ……」

 忘れてしまった何かに手が届きそうで……

「綺麗な蝶だ……」

 アキは夢現の空を掴む。


「あれは精霊さ……」

 見上げるリコリスが口にする言葉。反り返ったかと思うと弓なりにこらえ、凝視するアキと眼の先でぶつかる。些細でも小さな恐怖映像。顎引くアキに目で応じる……『ぱちくり』。

「精霊は本来形を持たない、万象の素であるが所以のもの……。見たろう? 二ノ渓深くから吹き上がってくる風、その根っこの闇に……チラチラって瞬く緑の光も、あいつら精霊の仕業なのさ」

 リコリスは言う、だがアキには覚えがない……なぜなら眼をつぶっていたからだ。浮遊感に身体が促されるままに、風に背もたれ空にある中……『おお神よ』と祈って間もなく、気付くと地面に投げ出されていたのだ。『ぐきり』と快音おとが聞こえてきようか、戦々恐々とした面持ちで身構えていると……リコリスの伸ばした両の腕がゆらゆれ宙を遊び始めるのを横目に捉える。『あぁ、だめよ』とアキの方が思う折で、涼しげな表情かおの彼女は語る。

「でも、中にはある形をもってしまうのもいてね……さっきの青いのがそうさ、一般じゃ精霊は‘不可視であって一なるもの’って言われるだけあって、なかなか知られてないんだけど……年を経て環境に即するものが出てくるのさ」

 リコリスの痙攣はまだまだ続く―――背筋にピクピクと生じたそれらは、語りに深入るリコリスを余所に……茶色の毛皮を順々に掌握しては、天にも昇る勢いで『左―――右』腕と駆け上がる……ひいては地を目指し、あんよを征すと……眼つきを据えた、リコリスは花と咲く―――……。

 何なんだ、何を受信してしまったんだリコリス……『くわわッ』とまん丸お目めに胴、尻尾、頭が一丸となって、大宇真理を説くと示す御仏の印契にも通じた具を呈し、体現している、ではないか……、すなわち転法輪と。リコリスなりの説法示す姿勢なのであろうかそれは……。 


「アキ、それは他者の想念だったりしてね……形容を持ってしまうと次に出てくるのは意識の形成、表出さ。段々と個の具現が伴ない、やがてはある種の生物に固定される…………‘我らはみな精霊を境に生まれた’、なんてうそぶく奴らも公にはいて……まったく、何を考えていることやらさ」

『ああ゛あ゛ぁア』と行者の唸りをあげるリコリス。こうべが垂れる思いの際で……御堂の蔵に入りては服すとはいうものの、あまりにも御無体なその姿、一言申すとアキは決する……不得。

‘シタッ’とぐるん四つ手に戻ると、彼女は‘むふん’とかくも語る。

「はぁ~、あははは、たまにはこうしてならしておかないと……立ったり歩いたりできなくなっちまう」

 なんとも不可解な言を残すリコリス……それは「二本足でか」と思い当たる。いよいよとは言わずして、リスを軒並み越えてきたな……学ランじゃぁなかったら落ちてるぞ、そう言ってやりたいリコリスの仕草。どうして照れた囓歯類の表情……。


 長旅の会話にも興が冷めてきた。興が冷めてきたとは口に甘く、彼女リコリスの御尊顔にも陰りが見え始めて……辟易とおののく小動物が一匹。

 渓を経るごとに下っていく森、足場を揺るがす崖下り。冷や汗は……底冷えのする大気に呑まれて姿を消す。下を見れば腰が砕け、彼女の励ましも耳に入らない。『高所恐怖症』など飾りに過ぎず、みながみな怯え揃って足震えの虜となろう……

 しがみついた岩の端から小石が流れ落ちて、息も止まるかと逡巡する……リコリスも肩で息継ぎし、ややあって、萎びた風船の如くしな垂れかかる。

 一行は今にして、第七ノ渓を下っている。‘降りている’というのが正しいのか……小石の運命さだめと惹かれないよう、万感の思いでつま先立つ。 試行錯誤は許されない。落とす命は一つきりなのだから……。

 風光絶佳ふうこうぜっかに富む魔性の森(ジュディス)の一廓を俯瞰みおろして、リコリスの言う『森の全容』なる様を理解する。断崖の外に切り出した、自然の嶮しきをかたどる眺望台に在って……漫然と地に足付ける喜びを噛みしめながら、大気の流れに頬を当てられる。浮き上がった前髪の先に拡がる広大ともつかない威容の中心を前にして、湧き上がってくるのはどういった気分であろう。高揚感、道ゆく不安……に根差した寂寥の湧出ゆうしゅつ。どれもが浅はかで、どれもが正直な、秋分の‘現在いま’に堆積している。現在いまある中で見切りをつける、次を目指して走り続ける……自分に。

 螺旋に渦巻く魔性まよいの中心……瞳に据えて秋分は、リコリスと共に歩み始める。


 ――――――彼女リコリスの悲鳴が天を衝く、


『流れ星が落ちた――――――』

 

 天涯てんがいの蒼き装飾布に、漆黒の軌線が駆け走る。


 天蓋てんがいの盆を流れ落ち、蒼を塗り潰す黒き雨糸。


『夜が降る』

 

 音も無く……ただ漆黒の雨が軌跡を残して、蒼の天幕を上へと押し遣る。 


 一切の秩序も無秩序も無い……満天の星々を偽る黒檀の闇が、幾重と連なる千糸の先、天壌の蒼々あおへと降り注ぐ。

 

「――――――リコリス」


 一つ、また一つと夜が重ねられ……見上げれば天、蒼穹なる者の切れ端が頭上高き雲居の間で輪環をなして揺らいでいる―――群青なる様にて見下ろしている。


「降夜だ――――――」


‘第七の巻淵けんえん’、螺旋に渦巻く絶壁の階段を秋分は駆け抜け渓底を目指す。 

 夜の訪れの端境にあり、徐々に濃くなる霧に捉えられ、黒き満潮をもがくようにして……岩波の通い路を突き進むと、暗がりに開けたその場所には、霧覆う黒紫に閉ざされた樹林の幹が根を張るようにこまねいて、間隙を窺わせる立並びの深淵に、瘴気をくるんだ闇が奥底を覗かせている。灰色の果実が身なり揺れて、今わの際の地に堕ちる。


『ここがどこだかわかっとるのか』


 真黒き夜の流れ星は続いている。泡沫の宵に線を刻む、刻一刻と糸織る綾を深くして……夜の帳は、一なる天上の許に棚引いている……現の夢境に顕われた魔宵の襲の霧衣の上。

 

「……リコリス、夜なのか今は。まだまだ今日はこれからって時刻ときだろ、それに……」

 秋分は言う、言葉の折節に動揺が見られる。彼にして見れば、現在いまは三時にも満たない昼下がりのはずだ。満天の星空の大いなる裏切りに逢う。


『ココガどこだかわかっとるのか』


「あたしも……こんなことは初めてさ。‘あれ’を目にする時がくるなんて……」 

 リコリスの、歯切れの悪い言葉の先……決して、彼女ではない言葉が混じる。

 それはしわがれた老人の声で、かすみの闇に溶けて拡がる。

「……どうやら、あたしらもここでしまいのようだね」

 脳裏を漂うの言葉、「必ず夜までには帰ってくる」……それは遠い昔のことに思えて、エルザの見送る……姿を思い出す、赤い果実に、結わえられたリボンに、記憶の中の彼女が叫ぶ―――『逃げて』……。


「逃げろアキ、こいつは―――」

 リコリスの怒声。

 淑女の問い。

「リ……リコリス」


『ここがドコダカわかっとるのか』


‘それ’は霞の覆いを引き裂いて、


『ここがどこだかワカットルカ』


 ――――――――人面獣心の魔―――――――――


『賢者の問い』(ゲリュオン)――――――」


 姿を具現あらわす。



     第二夜ノ牛刻 §魔宵の帳§



緊急注意報、緊急注意報、R15非難勧告です。R15規定に抵触する方々は速やかにお逃げください……ということもあるかと思います。やっと物語に夜が訪れました。いよいよぐぅるぐるな渦を巻きはじめます。作者のシリアスな意に反して主人公達はどうやって切り開くのでしょうか。とっても謎めきます。また、作中で扱われる言語体制はかなりてきとうです、フィーリングにつきご注意ください。ああ、勉強しろ勉強しろと賢者の囁きが聞こえてきます、気のせいです。


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