第九章:命の値段と奪われた魂
「こいつ倒したら一体いくらもらえる?」 命の値段を値切るハンターたち。大和の魂の行方は!?
一瞬静かになる廃倉庫の中。 しかし、突然現れた死神が、背後から大和に手をかける。 引っ張られる大和。すかさず、雛が剣を一閃し、死神の腕を切り落とす。骸骨の腕が地面に落ちて消える。 死神に引っ張られた時に大和の首の後ろの文様が見える。
「それだ、お前その呪いを、どこでもらってきた」
伊神の指摘に、大和は自分の首の後ろを触って戸惑う。
「何、なに、俺の首に何があるの」
「呪われてるのは、わかってるけど、どんな呪いかわからない」
雛が悔しそうに顔をしかめる。
「俺、呪われてるの。だからこいつが襲ってくるの」
「そうとわかれば商売の話だ。どうだ、いい呪い剥がしはいらないか。今なら200万に負けといてやる」
「200万。何言ってるの、呪い剥がしが、そんなに高いわけないでしょ。それに、この状況がわからないの」
伊神と雛は会話しながらも絶え間なく続く死神の攻撃から、大和を守っている。
「自由経済は需要と供給だ。必要なものは値段が上がる。それに、この伊神昂。商売に人情を挟む了見はもちあわせていない」
「ふざけないで、人の命がかかっているのよ。50万」
「おいおい、そんな値段で売ったら、元も取れない。俺は絶対タダ働きはしない。150万」
「あなた、足元見るのもいい加減にしなさい。これ以上はないわ。100万」
「よし、売った」
「買った」
「大和」
その二人の様子と死神を見ている大和。 伊神が懐から札を出して、雛に渡そうとする。 その隙に死神が雛に向かって鋭い攻撃をする。 飛び出す大和。雛をかばって死神と雛の間に入る。
「雛ちゃん!!」
ズブッ!
お守りの鈴が危険を知らせるかのようにチリンと鳴る。
大和の胸を貫く死神の手。 しかし体に傷はない。死神の手は大和の体をすり抜けていて、その手の中に青白い人魂が握られていた。 雛、素早くその手を人魂ごと剣で切り落とす。 死神の手地面に落ちて人魂を残して消える。
力が抜け、膝から崩れ落ちる大和。ゆっくりと振り返り、雛を見て微笑んだ。 慌てて、倒れる大和を受け止める雛。
「嘘でも俺、嬉しかった」
「大和、大和」
雛が悲痛な顔で大和を見る。動かなくなる大和。しっかりと抱きとめる雛。
「許さない!」
大和を静かに寝かせると伊神からお札を受け取ると、死神に向かって。 飛び出す雛、死神に向かって呪い剥がしの札を掲げて。
「オン」
まばゆい光が札から出て死神を一直線に貫く。 光が当たって苦しみながら、音を立てて砕けていく死神。 死神が消えて光も収まる。大和の首の後ろの文様がスーッと消えていく。
「やったな」
伊神が安堵の声を漏らすが、雛は急いで大和の方に行き顔を青ざめさせた。
「魂は、大和の魂」
「何言ってんだ。今そこに」
伊神が指差すが、大和の横にあったはずの人魂が消えている。
「ない。大和の魂がない」
伊神、刀を構えてあたりを探す。
「どこだ、どこにいった」
ふと、雛、壁の一角に鋭い放電手から飛ばす。
バチィッ!
壁に一瞬、不気味な狐の面が浮かび上がる。 そこから炎の球が部屋の中を飛び回り壁の一角をド派手に壊して外へ飛び出す。 慌て追う雛。
「大和を頼む」
「別料金だが、いいか」
雛、外へ飛び出しながら背中越しに叫んだ。
「サービズにして!」
取り残された伊神は、刀を下ろして呆れたように呟く。
「しょうがねーな」
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【作者よりお知らせ】 ※本作は実写映画の映像・脚本をベースに、AIを利用して文章の生成・調整を行っております(元の映像・脚本にAIは不使用です)。 ※「小説家になろう」「カクヨム」「エブリスタ」等で同作品の重複投稿を行っております。




