第11話 影と武
翌日、いつもより早く目覚めた僕は、みんなに気づかれないように庭で影を使い、自分の武器を模索した。僕は重いものなどを持つのは苦手ならこれはどうだろうか。そう思って作った武器、それは双剣だ。とても軽い。
その刀身は黒ベースの赤と緑でできた色をしている。とてもいいものができたんじゃないか?僕はそれを軽く振ってみた。
ファンッ!!
風を切る音とともに衝撃波が目の前に2つ飛んだ。やばい、、、目の前にあった木が3つに切れて倒れてしまっていた。
あ、やばい、木が倒れる音とともに、3人が武器を取り出して飛び出してきた。「ごめん、なんか切れちゃった。」僕は急いで状況を説明した。
そしたらため息をつきながらも刀鬼と鼬鬼と美優が同じタイミングでに「君には才能がある。」と言って僕のことを雲一つないまなざしで見つめてくる。僕は、その言葉を信じて、いつもより特訓に励む。
その結果、僕はみんなが見違えるほど、しっかりとした体つきとなり、強くなれた。僕は、昼食を食べて、午後のランニングに出かけた。
その道中で、商店街の路地裏にあの時の青年のようなフードをかぶった怪しい人が入っていくのが見えた。僕は急いでそいつのことを尾行する。尾行し、追い詰めた時だった。そのフードの青年はどんどんでかくなり2mをも超える大男へと姿を変えていた。なんだ、、こいつは、僕は双剣を装備して、攻撃に備えた。こっちのほうへ大男がゆっくり近づいてくる。これは、やばいと思った時、僕の耳元でそいつがささやいた。お前を今日は倒さない。また会った時に殺してやる。首を洗って待ってろよ、ハハハ、、、
そいつは、「すべてはあの方のために、、、」と言って闇の中に消えて行ってしまった。