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梅雨

アプリ「書く習慣」投稿作

下を見ながら歩いていると

ポタポタと目の前の地面に雨粒が落ちて来た


雨かな?

空を見上げると、晴天


頬に当たる雨が重力にしたがって顎まで流れ落ち

雨水の通り過ぎた部分がヒヤリとする


晴れてるのに、雨

狐の嫁入りってやつかな?


また、するりと頬を流れた雨水が口の中へ

口内に塩味が広がる


ん?しょっぱい雨水?


次々に頬から伝う雨水が、流れ落ちていく


あぁ、雨ではなく涙なのか

そう理解して、また下を向き歩き始める


私の通り過ぎた道に転々と落ちている水が

止まる日は来るのだろうか


その時、この胸の痛みも止まるのだろうか


今日も明日もその先の日々も

私の心は梅雨模様


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