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第2話 スキル確認

おはようございます。

0の悪魔の詳細が出てくるのがあと2/3話後になりそうなのでそこまではできるだけ早めに投稿できるように頑張ります。

「……大丈夫ですよ。一般的な兵士たちよりは確実に強いですから」

「…………はぃ」

 

 あの後一人の王様らしき人が慰めてくれ、なんとか平常心を取り戻すことができた。


 その後何やら王様3人の会議があるらしいため、俺たち3人は別の部屋に連れて行かれた。

そこで僕たちは凄腕そうな執事さんから受け取った僕たちのスキルの詳細の書いてある冊子をのぞいて待つこととなった。


俺のスキルは

『高速演算Ⅰ:計算能力が上昇する。スキルのレベルはⅤまででレベルが高いほど上がり幅が大きくなる。(常時)

 HP自動回復Ⅰ:自分のHPが減っているときに自動でHPが回復していく。スキルのレベルはⅩまでで高いほど回復量が多くなったり回復するスピードが早くなる。レベルⅠでは1分に2、3回復する。(常時)

 0の悪魔:1=0を求めてみよ。さすれば∆⁇÷⁄π¶‥¤µ⁉¢¿&*;£€‰※‼』


 なんだ!?0の悪魔ってこれは......


「すいません、この0の悪魔っていうスキルどうなってるんですか?」

「ああ、勇者様それはまだ誰にも解き明かされていないのですよ。そのスキルは稀に博識な者が持っているのですが、誰にも1=0が解けず、このスキルを使えたものが誰一人としていないのです。なのでそのスキルは私にもよくわからないのです。申し訳ありません。」


 なんて言うことだ。ひとつ思い当たるものはあるが、あれをこの世界の人間が試していないということがあるのか!?なんにせよそれを考えるのはあとにして冊子に書いてある他の二人のスキルを見てみるとしよう。


『聖断Ⅴ:剣に聖属性を10分間の間付与し攻撃力にこのスキルのレベル×10のプラス補正。

 至竜:3分間程の間竜種と同等程度のステータスに変化する。またこのスキルのレベルがⅩになったときこのスキルが至龍Ⅰへ進化する。

 風の加護:レベルアップ時に増える俊敏力の上がり幅が増加する。


 MP消費超緩和:自分の消費するMPを大幅に減少させる。

 風王Ⅱ:以下のスキルが使えるようになる

     風刃:小さな風の刃を打てる  MP消費は10

     風の癒やし:範囲内の指定したものを回復させられる  MP消費は30

 炎王Ⅱ:以下のスキルが使えるようになる

     火球:火の玉を射出できる  MP消費は15

     焔纏:対象に火を纏わせれる  MP消費は持続時間1秒につき4』


 ああ、こいつらのスキルは夢があっていいなぁ。俺のは何が起きるかわからないブラックボックスだし。まあ、それはそれで夢があるか。


「あんたのスキルよっわ!ステータスも低いのにスキルも低いとかかわいそ」

「なにが1=0だ。同じなわけないだろ」

「……」


 さっきからずっと今みたいなことを言え荒れ続けているがホントのことだし、何も言い返せない。神様どうせなら俺にもチートスキルを与えてくれ〜


 そんなことを思っているとドンという音ともに部屋のドアが開いた。


「それでは議論が終わりましたので、大空様はケンブ帝国に火ノ川様はツユゲイジ王国に三浜様はウガルス王国に援助願います。ということでそれぞれの国ごとにあとはよろしくお願いします」


と教皇のような格好をしている人がそう述べて去っていった。ウガルス王国の人がどんな人なのかと探してみるとどうやら先程僕を慰めてくれた人のようだ。これは嬉しいな。残りの2つの国の王様達はなかなか気の強そうな人だったのに比べ、うちの王様は随分気の優しそうな人だった。


「三浜様、早速ですがここから王都まで距離がありますので馬車に乗って頂いてもよろしいですか」

「はいっ」


 そうして俺はウガルス王国に向かうこととなった。



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