第12話 戦後処理
おはようございます
少し字数が少なくなってしまいましたが、あとがきに簡単なクイズを載せました。ぜひ解いてみてください
イグザが気絶から覚醒してからラルが少し落ち着かない様子だったが少ししてから彼は
「王子、勝手な願いだと思いますがあの魔族の女が故郷だというジリーナに帰ることができるまでセイウスにとどまらせてやることはできないでしょうか? 」
「ラルがそんなことを言うなんて珍しいな。だがこれに関しては私個人で判断はできないな。すまないなラル」
「いえ、こちらこそ。無茶な願いをしてすみません」
「私は魔族だ。人間の世界に入れるとも思ってないし入りたいとも思ってない。おまえ達が私をこの森から追い出そうとしないだけで十分だ」
「それではお元気に」
俺たちはイグザの体調が平常に戻るまで待ってウノンと別れて森を出て、1度ウスカンさんの館に戻ることになった。
ウスカンさんの館は2階の端の部屋の窓が割れている所と入り口のドアが大破しているくらいで済んでいた。俺たちはケガしないように足元に気をつけながらも部屋に入り比較的破壊の少ない部屋を選んでそこで軽い会議をすることになった。
会議の議題は街の復旧についてだ。セイウスは急にやってきた国王軍によっていたる所を踏み荒らされてしまった。ウスカンさん達が砦に逃げ込んだことで被害は砦付近に集中しているものの俺のことを見つけようとしたのか住宅街、エバツ市場にも若干ながらの被害がウスカンさんの館に来る道中に見受けられた。
「これはもう時間をかけて修復していくしかありませんね」
「セイウスの街を発展させることにもなりますしね」
「ですが街の人々はみな周りの町へ避難してしまいましたよ」
「復旧したくても人手がないとどうしようもないよね」
ティポタ!外で気絶している兵たちに手伝わせることはできるのか?
《ああ、できるぞ。手伝ってもらうどころかミハマの言うことならどんな言うことでも聞くとウズイン様はおっしゃっていたぞ。ただし1ヶ月と立たないうちにその効果は切れるがな》
そうか、なんでもというと怖いがとりあえず復旧作業をしてもらおう。
「ウスカンさん、外にいる国王軍の言うことを聞かせることができるみたいです」
「ミハマ!そんなことができるのですか!?ざっと3万人以上いるんですよ」
「流石ですね。そうすれば人手不足も補えるし外に転がっている忌まわしい国王軍の処理も楽です」
「ですが1つだけ俺からも条件があります。それはセイウスの復旧が終わったら彼らをここに縛り付けるようなことはしないというものです」
「それは構いませんがなぜそんなことを? 」
「セイウスを傷つけた彼らにセイウスの街の復旧をさせるのは当然だと思いますがそれ以外のことに自分の力でない神様の力でむりやり言うことを聞かせるのは違うと思いますから」
「分かりました。それではミハマに国王軍の兵を使って街を復旧していくという方向で行きましょう」
「分かりました」
「了解いたしました」
「リョーカイですっ」
そんな感じで今後の展開が決まった会議の後いつものシェフがいないということでカイが夕飯を作ることになった。どれくらい料理がうまいのかと思って観察していると火の魔法などを使ったダイナミックな調理をして俺は大変驚かされたが、肝心なのは味だと思い出来上がった赤いシチューを1口飲むと最高にうまかった。ティポタも絶賛したシチューを食べ終わった俺たちは幸福に満たされたまま明日の復旧作業のためにも疲れを癒やそうとそれぞれのベットで休んでいると全員一瞬でぐっすりと眠ってしまった。俺も明日は大変な作業になりそうだと思いながら眠りについた。
よく寝て疲れがきれいさっぱりととれた今日も朝ごはんにカイの美味しいリープラビットの串焼きをたべ、セイウスの復旧作業が始まった。
俺はまず最初に3万人を起こす作業へと取り掛かった。この作業は単純な作業だがとにかく暇になる仕事だった。俺は起こしては西門に行って待っていろという指示を出すという作業をただひたすらと繰り返し続けた。その間俺はティポタと数列クイズを出し合って暇を潰していた。
「ティポタ□に入る数字はなんだ? 0,1,1,2,3,5,8,□」
《13だろう?面白いな。それならこれはどうだ? 0,1,4,9,16,□》
「簡単すぎるな」
そんな事をしているうちに俺たちは3万人を起こし終わった。
クイズです。□に入る数字を考えてください。
Ⅰ 0,0,1,1,2,4,7,13,24,□
Ⅱ 1,1,1,2,6,30,240,□
答え合わせは13話のまえがきで!
このクイズがわからなくてヒントがほしい人は次の12.5話を読んでみてください。そこで本文中のミハマとティポタの出した問題の解説とこのようなクイズの解き方を説明します。
逆にこんなクイズでは楽しめない!という人がいたら活動報告のほうに更に難しい問題を用意しましたのでそちらを解いてみてください




