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第一話 勇者召喚

はじめまして!

今回初めて小説家になろうで小説を投稿させていただきます。

数学という嫌いな人も多いかもしれない分野のお話しですが数学がわからないという人でも楽しめるような話をつむげたらいいなと思っています。

稚拙な文章ですがぜひ楽しんでいってください

                     0

 

 そう それはすべての根源

    それは悪魔の数字

 ただ怒らせただけですべての数字の個性を破壊する


 俺はまさか0で国を潰すことがあるとは思っていなかった


 **********************************


 あれは俺が自室で数字とにらめっこをしているときのことだった。

 何やらめまいがして下を向いたらなんと光り輝く幾何学模様が描かれていたのだ。


 そして今俺は神殿のようなところにいる。

 俺の知らない2人とともに。


「あんたたち何者よ? 誘拐!?」

「なんだと! お前みたいな可愛げのねえやつを誘拐するやつなんていんのかよ、自意識過剰が!!」


 おお、こいつら元気だな。でもほんとにここはどこなんだ?


「「「勇者様!!」」」

「「誰っ!?」」


 周りを見回すと3人の裕福そうな人間がこれまた高級そうな椅子に座っていた…………というより、勇者ってなんだよ!!


 


 そう 

           俺は異世界転生してしまったようだ


 **********************************


「…………………………そのような感じでございます」


 あのあと、教皇のような格好をした人がこの現状を教えてくれた。


 俺たちは地球ではない世界に勇者として召喚された。

 悲しいことにこの世界では人間が食物連鎖の最上位ではなく、魔獣という強力な生命体がいるのだ。さらにさらに、すべての魔獣を司る魔王がいるのである。そして、人間たちはその魔王に対抗するために異世界つまり地球から勇者を召喚することにしたらしいのだ。


「それではだいたい理解していただいたところで、勇者様方のお力を確認させてもらうために鑑定の儀を行わせていただきます。」


「「「おお!! 鑑定!」」」


 なんとテンプレな! でも楽しみだな。勇者っていうぐらいだからそれなりには良い力を持ってるんだろうし、


「最初は俺か!」


 最初に鑑定するのは態度がデカかった男だ。

 教皇のような人物がなんの変哲もなさそうな紙を取り出し、何かを念じ始めた。すると、その紙が急に美しく薄い緑がかった光を放った。

 

 ステータスがこちら


『名前:大空 扇牙 レベル:1 職:剣士


HP 1013

MP 30


 攻撃力 271

 防御力 82

 俊敏力 175

 精神力 62

 器用度 31


称号:【勇者】  スキル:【聖断Ⅴ】【至竜Ⅰ】【風の加護】 』


「なんだと!? Lv.1で3桁台のステータスが2つもだと……」

「スキルも恐ろしいほどに力のあるスキルだ」

「さすが……勇者様」



 「次は私ね‼」


 次はもう一人の勇者だ。どうやら僕が最後らしい。そんなことを考えていると鑑定紙が今度は燃えるように赤く染まった。


『名前:火ノ川 美紅 レベル:1 職:魔法使い


 HP 725

 MP 3010


 攻撃力 61

 防御力 173

 俊敏力 84

 精神力 123

 器用度 94


 称号:【勇者】 スキル:【風王Ⅱ】【炎王Ⅱ】【MP消費超緩和】 』


 おおこっちは魔法使いって感じか!俺は何だろうか。


「「「MPが......」」」 


 三人ともが驚愕の声を上げる。2人ともなかなかにすごいらしい。これは俺のにも期待だな


『名前:三浜 彪斗 レベル:1 職:数学者


 HP 168 

 MP 40


 攻撃力 27

 防御力 50

 俊敏力 32

 精神力 66

 器用度 200


称号:【勇者】 スキル:【0の悪魔】【高速演算】【HP自動回復】 』


「「「……」」」


 一瞬にして場が凍り付いたのがわかった


 

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