表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

トレーニング

作者: 夜朝

それをすることが

自分にとって自然なこと


そういうのが

継続ってこと


小さい頃なら

遊び気分から始まるのもいい

まねっこ遊び


そういう時は

一緒に遊んでくれて

「楽しいね」って

言ってくれる人が

笑顔なのが一番なんだ


楽しくなるには

テンポも大事


まだ慣れないうちは

ゆーっくり


すぐ慣れるんだ

ぽんぽんぽん♪


楽しいねが大事だから

義務感は

混ざってきたらだめだよね


したくない時は

しなくていいんだー


でも


してもしなくてもいいんだけど

少し面倒かな


って時には


「一緒に」遊ぼっか?


なんて

誘ってくれるの

ありがたかったな


最初は

しないー

と思うんだけど

途中から

やっぱりするー

ってなるんだよね


習慣付けるのって

その人が自分で


してみようかな!


って思うまでは

別に要らないよね


でも

教えてもらったのは


「遊んだ日と

遊ばなかった日

違いは

なかったかな?」


振り返るのを

教えてもらった


遊んだ日のほうがね

なんだか

いい感じだったんだ


だから

それにかける時間が

少しずつ増えていった


大きくなると

わかるんだよね


Σこれはトレーニングだったのか!


特に基本の練習

基本は一番大切なこと


これは

根気強い人は続けられるみたいだけど

自分は少し飽きっぽい


なので自分でも

楽しめる要素を考えてみた


例えば


自分の限界って

どの辺なんだろう?


実験って好き


最初の日は5分

次の日は10分

増やしていったら

どこまで耐えられるのかなー


ファーストチャレンジは

マックス1時間


さらに次の日


今度は

その1時間を

何日までなら続けられるのかしら?


あくなきたんきゅうしん


遊んでただけさー


ちょっとしんどくなって

でも

やめ時が分からないぞ

困っていたらおたふく風邪にかかって

そこでいったんストップ


兄弟の一番最後に伝染った

本当は後からうつるほうが

症状が重くなるらしい

自分は不思議と一番軽く済んで

ラッキー♪

寝込んでもうれしいのんき者


「トレーニングで鍛えていたからじゃない?」


あら

すてき


そう思ったから

病み上がりに

少しトレーニングのことが気になったのだ


してもいいけど

めんどうかな?


「無理にたくさんしなくても

したくなったらすればいいよ

でも

もったいないから

少しずつは続けたらいいよね


一度にたくさんして

ずっと休むよりも

少しずつでも

毎日続けたらいいのよ」


そうなのかー


気を付けていたのは

いつも振り返ること


日記は3日坊主だけど

頭の中では毎日


昨日のことは忘れてしまう

でも今日のことでいい


ふとしたはずみに

昔のことも思い出す


他の誰よりも自分が一番

見劣りしていても


昨日は知らなかったことを

今日は知ってる


去年できなかったことが

今年はできた


ああ

がんばってて良かったなぁ


試しに

ぴたりと

全部やめてみたこともある

トレーニング


1週間で残念な気分になって

それが何故だか

すぐには分からなかった


「トレーニングを

やめたからじゃない?」


うん

なるほど


すごく思い当たって


ああ

もったいないっていうのは

こういうことか


それからは

少しずつ

ずっとずっと続けている


そうしたら


「うれしいな」


と言われた


人が喜ぶことは

たくさんしたらいいよね


単純明快な思考回路


持続のコツ?


うーんとね


定期的な振り返り

自分にとっての楽しさ


……一番は

『自分よりたくさんトレーニングしてる人』

そのすぐそばに居るようにすること


トレーニングの仕方を教えてくれた人は

教わるほうがまだ遊びのうちは

自分が本当はしんどくてもそれを隠して

「楽しいね」って

笑うようにしてくれていた


そういう心も

ずっと後になってから

教えてもらったんだ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ