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天上天下・美猴王伝説!  作者: 河童王子
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弱肉強食!?捕食する側?


六耳彌王の登場で活気付く美猴王!


そして、仲間達の戦いも激しさを増す!


俺様は美猴王!


俺様には今、心強い義兄弟が出来た!


生まれ変わった六耳彌王だ!


俺様と六耳彌王は共に獣神変化をし、妖恐ティラノとスピノに向かって駆け出す!奴等もまた恐竜神変化?と化して更なる力がビンビン伝わってくる。


だが、負ける気がしねぇ!


俺様は妖気を籠めた拳でティラノに殴りかかる。その連打にティラノも恐剣ギザギザを振り回して来たが、俺様は奴の手首を蹴り上げて恐剣ギザギザを飛ばした。


ティラノ「!!」


更に追い討ちをかけて顔面に妖気弾を放ったのだ!


ティラノは仰け反りながらも堪え、恐気の爪で俺様を襲う!俺様が躱す度に地面が抉られ、かする度に鎧に傷を負う。


六耳彌王もまたスピノと戦っていた。妖気と水気を混ぜた球を作ると、サッカーボールのように蹴り上げスピノに直撃させた!そして間髪入れずに風の気を巻き起こして一点に集中させる。


六耳彌王「見よう見真似だけど使ってみるキヤ!」


『虎穴!』


それは虎先鋒の必殺技だった。風の真空打撃がスピノに直撃した!


六耳彌王の『虎穴』がスピノの肩を貫いた。


スピノ「ウゴォ…オ!」


スピノは傷を負わされ頭に血がのぼる。


スピノ「虫けらの分際で俺に傷を…許せん!許さんぞぉおおお!」


怒り、恐剣ギザギザを振り回すが、六耳彌王の素早い動きを捉えられないでいた。六耳彌王は雷を纏った超スピードで紙一重で躱す。


六耳彌王「お前は俺ッチがぶった押す!」



マジに成長したな?


うん。


この調子で二人で妖恐をぶっ倒そうぜ!



そして、場所は離れた地でも剛力魔王と怪力魔王が妖恐アンキロと戦っていた。


アンキロサウルスと化した身体から恐気の球が幾つも浮遊している。その破壊力は触れれば消滅しかねない品物なのだ。


剛力魔王と怪力魔王は獣神変化し、その速度も力も倍増していた。


剛力魔王「一発、当てる、勝てる!」


怪力魔王「けど、近付くのが難しいですよ?姉者!」


剛力魔王「強行、突破!」


怪力魔王「無茶苦茶だぁ~」



すると剛力魔王の合図で怪力魔王が拳に妖気を籠める。それは拳一点に集中させる奥義だった。


『力動斬!』


怪力魔王はの一撃は大地に向かって殴り付けたのだ。大地が陥没したかと思えば妖気の爆発で盛り上がって来て岩が幾つも噴き出す!


剛力魔王「行く!」


剛力魔王は飛び出すと、飛び出した幾つもの岩を足場にして移動する。


アンキロ「何を?この!この!」


アンキロから恐気の球が剛力魔王に向かって放たれる。飛び散った岩石を消滅させていく中、剛力魔王は少しずつアンキロに近付いていく。


そして、全ての恐気弾を左右、上下と超スピードで避けきった時、剛力魔王もまた拳に妖気を籠めた。



剛力魔王「力動斬!」



ゴリラ一族…


本来、この一族は戦う事を拒絶した非戦闘民族だったが、数度の妖怪達の侵略のためにゴリラ一族の力有る者達が技を磨き、力を高め始めた。それが戦闘民族ゴリラ一族だった。


元々、その潜在能力は他の妖怪よりも秀でていた。特に優れていたのが筋力!並外れた筋力から繰り出される破壊力は爆発的な凶器と化す!


剛力魔王の最大限に妖気を籠めた拳が轟音を立ててアンキロに直撃した。


アンキロ「そんな攻撃…俺の身体には痒くも…」


が、拳が埋め込んだ場所から剥がれるようにアンキロの身体が崩壊していく。


アンキロ「ば…馬鹿…な…あ、ぎゃああああああ!」


剛力魔王「終了!」


剛力魔王が無防備に振り向くと、アンキロが塵も残らずに消滅したのだ。



妖恐一体撃破!



そして別の場所でも激しい戦いが行われていた。


身体中を恐気の塊と化した妖恐トリケラが幾度と突進して来る。トリケラが通った道は削られたかのように消え去る。


その攻撃を蛟魔王は竜神族最強硬度の蛟の盾で受け流していた。


蛟魔王「止めなければ話にならんな?」



だが、その破壊力は凶器!


蛟の盾がなければ身体が消滅してしまうのだ。


蛟魔王「ならば手を打たせて貰おうか」


再びUターンして来たトリケラが向かって来た時、蛟魔王はトリケラに向かって逆に駆け出したのだ!しかもその手には竜鞭を?


蛟魔王はトリケラとすれ違い様に身を下げて躱す。が、その恐気の凄まじさから竜神の背の鎧にヒビが入った。


トリケラ「グフフ…俺に触れた時、それがお前の最期だ!」


が、トリケラの足元に何か絡まる物が?それは擦れ違った時に蛟魔王が絡めた竜鞭だった。


トリケラ「まさか!?俺の身体に触れて何故消えないのだ?」


蛟魔王「やはりな…」



蛟魔王は竜鞭を引き付けると、そのまま振り回して地面に叩き付ける。が、恐気を纏っているトリケラには全然効いてはいなかった。


蛟魔王「もっと驚かせてやろうか?」


蛟魔王は絡ませた竜鞭を元に戻すと蛟の盾の中にしまう。


トリケラ「どういうつもりだ?その武器は俺に触れても平気そうだが、何故に片付けた?」


蛟魔王「もっと面白い実験をして見たくてね?お前達のような特別な連中と合間みるチャンスはそうはないからな?」


トリケラ「ごちゃごちゃと余裕を噛ましやがって!今直ぐにに殺して喰ってやろう?」


トリケラの身体から恐気が激しく発気された。それは恐気の高まり、既に地面にすら触れる事なく宙に浮いていた。


トリケラ「さぁ!食い散らかしてやるぞ!!」


蛟魔王「お前、肉食か?悪いが私も肉食女子なんだよ!」


トリケラの突進が蛟魔王に迫った時、蛟魔王は何を考えているのか?両手を広げて待ち構えたのだ!


蛟魔王「受け止めてやるよ?」


蛟魔王の竜気が一気に高まる!それは掌に集約されると竜気の拳となる。


トリケラ「そんなんで、止められると思うなぁー!」


トリケラの突進が蛟魔王に迫った時、再びぶつかり合う轟音が響いた!


トリケラ「!?」


トリケラは信じられない顔で今の状況に固まっていた?トリケラの二本の角を掴んだ状態で蛟魔王がトリケラの突進を受け止めたのだ!


トリケラ「何故、俺に触れて大丈夫なのだ?」


蛟魔王「太古の先祖様に教えてやるよ?」


トリケラ「?」


蛟魔王「どうやらお前達の恐気とは、私達竜族の竜気が変色した力のようだな?」


トリケラ「どういう意味だ?」


蛟魔王「本当にお前達が竜族の先祖だったって意味だよ!そうなると…」


蛟魔王はトリケラの角を掴む手に力が入る。


そして握力で砕いたのだ!



トリケラ「ウギャアア!俺のつ…角ガァアアア!」


退け反るトリケラに蛟魔王が見下ろす。その時、トリケラは自らの前にいる蛟魔王に感じてしまったのだ…

捕食される恐怖を!!



蛟魔王「ご先祖様よ?私達竜族は長きに渡り、その恐気[破壊衝動]を抑え込み今の竜気として鍛練して来たのだ!」


トリケラ「な…何を?」


蛟魔王「だからリミットさえ解除すれば自由に出せるんだよ!」


その瞬間、蛟魔王の身体から竜気…否!


それはトリケラ達妖恐と同質の恐気が解放されたのだ!



トリケラ「うっ…うがっ…なぁ…何でだぁあ!!お前は??」


蛟魔王「だから言ったろ?物覚えが悪いのは脳が小さいからか?ご先祖様よ?変だな?私は知能は高いぞ?」


トリケラは気付く。目の前にいる蛟魔王は自分と同じなのだと…ならば?


トリケラの姿が人型へと戻っていく。



トリケラ「アハハハ!驚いた!俺達の他にも同族がいたとはな?いや?生き残っていたとはな?だったら俺達に従えよ!お前ならギガノ様も喜んで迎え入れてくれるだろうよ?」



トリケラが蛟魔王に手を差し出すと、その手を蛟魔王は繋ぎ……


握り潰した!


トリケラ「なぁ…何をしとるんじゃああ?」


蛟魔王「残念だね?私は既に同族を裏切った女なんだよ!」



そしてトリケラの胸ぐらを掴み引っ張ると同時に、もう片方の拳で胸を貫き心臓を握り潰したのだ。


血が噴き出し蛟魔王が鮮血に染まる。


その姿を見て瀕死状態のトリケラは…



トリケラ「…この…同族殺し…め…だが、俺やアンキロはしたっぱに過ぎない…他の連中は、俺より遥かにツェ…」


その瞬間、トリケラの身体が自らの恐気で燃え盛り消滅して逝った。



蛟魔王「ふっ…問題ないよ?私の仲間は強いからな!そう…私の信じる仲間達はな!」


蛟魔王は振り返ると、



「もう一度風呂に入るか…」




妖恐二体目撃破!



そして、忘れてはいまいか?妖恐と戦っているのは地上だけではなかった。



それは上空?



上空では今、大空を自在に支配する妖恐プテラを相手に、炎を纏った若者が空中戦を繰り広げていた!



その者、炎術師!


鵬魔王の戦いが!!




鵬魔王「華麗に殺して、あ・げ・る!」


次回予告


鵬魔王とトリケラの戦いは、遥か上空で繰り広げられていた。


鵬魔王が本気の戦いを魅せる!

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