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ちょびの鈴

作者:奥生由緒

―――チリィーン、


と。鈴が鳴る。
 その音で思い出すのは、中一の夏に体験した少し不思議な出来事だ。


 家の事情で、八月の初めからお盆までの間、父方の祖父母の家に預けられることになった香崎雪時(こうさき・ゆきとき)。
 六年ぶりに訪れた祖父母の家——父が使っていた部屋に荷物を置いていると、紐の付いた鈴を見つけた。
 何となく見たことがあるその鈴は、幼い頃、雪時が家探しして見つけたものだと祖母に言われる。
 探していた理由を思い出さないまま、雪時はソレを持って散歩に出掛けた。

―――にゃあ、

と。出かけた矢先に、一匹のブチ猫と出会う。
 鼻の下に〝ちょび髭〟のような模様を持つその猫に誘われ、たどり着いたのは山の中にある古びた神社。
 そして、そこには浴衣を着た女の子がいた――。
プロローグ 遠き日の約束
2016/06/13 00:00
第1話 夏と田舎。
2016/06/13 00:00
第2話 猫と再会。
2016/06/14 00:00
第3話 鈴とリボン。
2016/06/15 00:00
第4話 雪時と璃々香。
2016/06/16 00:00
第5話 璃々香とあの日。
2016/06/18 00:01
第6話 混迷と消失。
2016/06/21 00:00
第7話 ちょびと奇跡。
2016/06/23 00:00
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