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猫と僕の日常  作者: 9man
2/2

目覚めたら

重い、体がものすごく重い。

起きるのがダルい。というか起きれない。

「ミケそこを退いて」

理由は簡単だ。会話する猫ミケランジェロがいるからだ。


「あと10分......」

こいつ、高校生の朝みたいなこと言いやがって。

「ダメだ。俺だって大学の講義があるから。」

無理やりどかした。

「なーにーするんだ。俺の特等席を!」

「俺の身にもなってみろよ。バイト終わって疲れて帰って寝て朝、

 猫がいたら辛いだろう。」

ベットから起き、着替え始めた。

「どーせ、その講義ってやつで寝てるくせに」

「何で知っている!」

「それは風の噂で聞いた。」

「おやつにサバでどうだ」

「しーちゃんに聞いた!」

こいつ簡単だな。魚一匹で釣れるなんて......


とりあえず、あいつには後で問い詰めるとして、

いい朝だ。


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