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番外編4
「黒波最寄りはどこなん?」
「中野」
池袋で解散した後、黒波とここみとはなは同じ方面だった。
「中野!?めっちゃ近いじゃん!」
「はなはどこなの?」
「うちは阿佐ヶ谷!」
「ここみは?」
「あたしは高円寺」
まさかの連続で続いていた。3人は驚きながら派手に笑った。
「いつもは何で帰ってるの?総武線?中央線?」
「電車とかほとんど使わないから」
「学校は中野ってこと?」
黒波が頷くと、はなはうんうんと頷いた。ここみはすでに話に興味がなくなり、自分の爪をいじりながらネイル講座の資料を読んでいた。
「あんたさ!今度うちにもネイルやってよ!いまのこれ可愛くないんだよねー」
はなは黒波に爪を見せながら呟いた。はなのネイルはピンクにキラキラがたくさんついてるもの。もちろん超絶長い。ギャルたちは爪が長いことが大前提。
「黒波のネイルかわい〜!自分でやってんの?」
「うん」
「いやうっま!やっぱここみじゃなくて黒波にやってもらうわ!」
「はぁ〜?それうちが下手ってこと!?」
「なんでそうなるねん.....」
人が比較的少なく空いている総武線の様子でした。




