番外編3
「プリプリプリー!」
「いつものやつでいいよね?」
「もち!」
「はいはいじゃあ1人100円ずつもらいまーす!」
同じサンシャイン通りにあるゲームセンターにやってきた。ゲームセンターというところ、初めて来た。思ったよりガヤガヤしてて、忙しかった。
『めっちゃかわいい!写メ撮ろ!』
『ちょー盛れたんだけど!』
そこらじゅうにいる制服姿の女子高校生。肩掛けバッグにたっくさんのキーホルダーをつけてスカートも短くして髪もくるくるに巻いて。
「こんなBBAでごめんねー?」
すると、勢いよくここみが体当たりしてきた。
「にしてもなんであの子たちこんな時間にここにいるんだろ?」
確かに。私は怪しまれないように一応制服に着替えていた。
「今日、もしかしたら午後休みが多い日なのかも」
私がそう呟くと、みんな不思議そうに顔をのぞいてきた。財布の中から100円玉を取り出しながらみんなに説明した。
「クソジジイが言ってたんだけどさ、テストがあるんだとか」
「まってクソジジイ?」
「だれだれ!そのクソジジイってー!」
「担任だよ。なんかあいつずっと話しかけてくるし、ほんっっっとうざい!!」
「うちも高校生のときちょーはむかってたわ!」
「はなときゅうてぃーは特にやばかったわ〜!」
ま〜た始まった。私を囲いながら昔の話。その都度私の腕を振り回したり、抱きついてきたり、本当に自由な人たちだ。
「もう中入ってていいー?」
「はいはいどーぞ」
ここみ以外の3人はプリクラ機の中に入って行ってしまった。
「黒波!どの色がいい?」
「え、わたしはほんとなんでもいい」
「そんなこと言うなって!教えてあげる!友達とプリクラ来た時は、絶対最後に中に入ったほうがいい」
「なんで?」
「そしたら自分で…..ほら、こうやって色々自分で選べるんだよー?」
私は頷きながらここみの話を聞いた。
「思い出は自分が1番納得したいものっしょ!」
「思い出?」
「はいはい次はポーズ選んで!」
「じゃ、じゃあこれ」




