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番外編2
「黒波は勉強もちろん嫌いだよね?」
5人で横並びで池袋のサンシャインを歩いているとき、隣にいたはなが話しかけてきた。
「当たり前じゃん」
そう言うと、ふ〜んと悩んだ後、言ってきた。
「じゃあなんであそこにいたの?まさか自分から来たわけないでしょ〜?」
「いきなりあいつに拉致られたんだよ!」
「あいつって?」
「琴子」
するとみんな驚いた。
「琴子ちゃんってちょー天才の子じゃーん!この前一瞬すれ違ったけどちゃんと挨拶もするし、礼儀正しいし。うちめっちゃ好き〜」
琴子の評判はどのクラスでもいいらしい。彼女は椿塾の第1期生かつ最上位クラスいうこともあり、私たちからしたら雲の上の存在のように思える。
「琴子ちゃんと喋れるとかあんたすげーよ」
「あいつ鬱陶しかったんだよ。私がオッケー言うまで逃さなかったし」
「まぁまぁ!琴子ちゃんのおかげで、今のうちらがあるってことで!黒波歓迎パーティーするぞー!」
はなとみくが肩を寄せてきた。
「いやまだ入ってないから!」




