1 これが、始まり
昔、神は提案した1人の生贄を出すことで
幸せな世界を約束しようと・・・
同意した、民、王族、貴族は
世界一の美少女を生贄に差し出した
それが私、セティリア・メイリス 第1王女
「私は、生贄など反対だと言いました!」
「生贄なんてしなくても、
この生活だけで、幸せじゃないんですか?」
だが、心が貪欲な王族どもは
その言葉を聞きもしませんでした
「そんな事を言うなら、
生贄になる日までここにいなさい」
私は、騎士たちに強引に連れて行かれ
星空が見える部屋に連れて行かれました
「お前1人で済むんだ、我慢しろ」
私は何度も叫び続けました、喋ることが
難しくなるまで、心にぽっかり穴が開くまで、、
何日も、何日も・・・何日も・・・
星空は私を包み込むようにこの日まで持ちこたえた
「生贄は、お前か、」
私は、最後は微笑み頷いた
何が正しく何が間違ってるのかわからなかった
だから最後は、私の意地だ
こんなので私が私でなくなることはないから、
「なぜ微笑む、人間、私は空からお前を見ていた」
「泣き叫び、嫌がり、弱っていく様子を、」
私は、もう拒むことはない
これが愚かな国民の選択だと後世まで伝えるために
私は、ゆっくりと立ち上がり神に近づいた
「やめた、お前の魂はいい保存する事にする」
「何度も転生して、お前の人生を見せてみろ、」
神は、自慢げに言った
「願いを叶えてやろう、勝手には可哀想だからな」
私は、小さい頃から曲げることのなかった
ユメをとっさに最後の言葉を口にした、
「ユメを叶えてくれるなら拒むことはありません」
「セティリア・メイリスとして、私の事を、、」
その言葉に、神は驚きながらも承諾した
「契約成立だ、セティリア・メイリス」
私は、頷き、微笑んだ、月明かりの下で
私は神に願いを叶えてもらった、
ウェディングドレスを着て、
朝になると永久に老いることのない美しい身なりで
彼女は、純白のウェディングドレスを着ていた
誰が見ても美しい白い純粋な、花のようでした
私は、次目を覚ます時、
記憶を無くし、全く違う人になるでしょう
「レレ!良かった、起きてくれて、」
熱い、太陽が差し妙に汗ばんだ体、
「お母様、私、生きてるの?」
「生きてるわ、危ない状態から治ったのよ、」
ようやく、汗ばんでいた理由がわかり納得した
「学園の途中で、倒れたんだっけ?」
お母様は、頷き泣いていた
その横にはお父様もいた、
「良かった、レレ、」
お父様とお母様は、暖かく包み込み冬なのに
胸がむしょうにあったかくなった
貴族なのに、幸せなんだこの人達は、、
そう思ってしまいなぜか瞳は涙で溢れていた
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