雑文青春「ねぇ、菊池くん。もしも私と体が入れ替わったとしたら、やっぱりおっぱいとか揉んじゃうの? えっ、・・もっ、揉んでもいいんですかっ!」
その日、高校生の菊池くんと奏田さんは放課後寄り道をして喫茶店でお喋りをしていた。
そして今回の話題は最近アニメで話題となった『身体入れ替わりモノ』についてだ。
「ねぇ、菊池くん。もしも私と体が入れ替わったとしたら、やっぱりおっぱいとか揉んじゃうの?」
「えっ、・・もっ、揉んでもいいんですか!」
「駄目に決まってるじゃんっ!でも仮の話としてはどうなの?」
「駄目と釘を刺しておきながら聞くのか・・」
「因みに私は菊地くんがぶら下げているモノは見るし触ってみるわ」
「触るんかいっ!」
「だって興味あるじゃん」
「何故にボクには禁止しておいて自分だけ欲望を満たそうとする。理不尽だ・・」
「聞いた話だと男の子って変形するんでしょ?」
「言葉を湾曲させても意味は同じだ・・。と言うか女の子がそんな事言うもんじゃないっ!」
「今の言葉は聞き捨てならないわね。ジェンダー的問題発言だわ」
「言葉狩りだ・・、平等という名の暴力だ・・。と言うか仮の話って言ってたじゃん」
「判ったわっ!ならば入れ替わらない状態で見せっこしましょうっ!それならば実現可能よっ!」
「とほほ・・、理性を保ち続けられる自信がないよ」
「もうっ、菊地くんの朴念仁っ!」
うんっ、菊地よ。これは奏田さんが遠まわしに誘っているんじゃないのか?そこら辺を気付けない辺りが駄目だねぇ。