第2話:夢と新たな出会い?
些細なことでもよいので
ぜひ感想をお願いします。
突然で悪いが俺は今、非常に困っていた。何故なら・・・・。
「おえっぷ・・・・・気持ち悪ぃぃぃ〜〜・・・うえっぷ・・・」
そう、今更だがさっき飲んだ酒がきているのだ。
普段なら、そんな事は起こらないのだが体が子供になっただけに、耐性が付いて
いなかったみたいなのだ。しかも・・・・。
「あぁ・・・・周りがぐるぐるしてるぅぅ〜〜〜・・・おえっぷ・・・」
さっきは、気が動転していたようで気付かなかったが、全力疾走とか大声で
叫んだりしたせいか、その威力は倍増・・・つまり。
「も・・・もう無理・・・(パタン)」
倒れるという訳だ・・・・あぁ・・・意識が・・遠ざ・・か・・・る・・・・。
「・・・・ねぇ・み!・・・なの!?・・・・ひ・・ぎ!!・・この・・家・・運び・・」
何か・・聞こえるけど・・・・・気持ち・・・悪・・く・・・て・・・無・・・・理・・・。
「約束だよ・・・海斗君・・・私の事を忘れないでね・・・」
「分かってるって・・・・ずっと友達・・・だろ?」
「・・・・友達・・・か・・・・」
「??どうしたんだ?」
「うぅん・・・・何でもないよ・・・ねぇ海斗君」
「どうした?」
「ちょっとだけ、目を瞑ってくれない?」
「???何でだ?」
「・・・ダメ?」
「いや・・・別にいいが・・・これでいいのか?」
「うん・・・んっ」
「!!!!」
「私のファーストキスは海斗くんって決めてたんだ」
「・・・やっぱり高校卒業したらまたアメリカに行くのか・・・?」
「うん・・・でも諦めないから・・・」
「えっ・・・?」
「アメリカから帰って来たら、海斗君が振り向くような女性になれるようになるからね!!」
「・・・ははっ・・楽しみにしとくよ」
・・・・っつう。懐かしい夢を見たな・・・・って。
「ここどこだ・・・?」
そう・・・周りは豪華な内装で自分が寝ているベットも高級品だ・・・。
「ってかこの部屋は!?まさかここは・・・」
ガチャっ・・・キィ〜〜〜バタン!!
「あら、目を覚ましたのね・・・よかったわ。心配したのよ?」
そこには夢の中の少女・・・公苑寺 紫の母・・・・紫がまだアメリカの
有名な小学校からそのまま同列の中学校に進む前に亡くなった公苑寺 灯さんがいた・・。
紫にて美しい容姿とサラサラのロングヘアーだった。
「僕には悪いけど色々と調べさせてもらったわ・・・御免なさいね」
そう言って、僕の財布とケータイを返してくれた・・・。
「色々と質問させてもらってもいいかな?」
灯さんは優しく微笑んでそう言った。
「・・・はい。分かりました・・・けどこの事は他の人に決して言わないで下さい」
「分かったわ・・・約束する」
「ありがとうございます・・・俺の名前は財布の中に入っていた免許証のとおり、
俺は・・・・・」