表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/13

序.突如、炎上

こちら、小林が大学2年生の頃……9年前?に書いた作品となっています。

元々内輪で楽しむために書いたものなので、色々酷いです。

特殊な知識も下調べもナシに書いているので、矛盾や間違いもきっとあります。

「ここはあまりにも酷い」という箇所を訂正したり整合性を整えたりしながら、ゆるくの~んびり投稿しようと思っています。


とりあえず笑って許せる方推奨です。

 丘の上の学校。

 平凡ではなかったけれど、それなりに素直な子供達の通う学校。

 素直すぎて、ちょっぴり問題のある子供達の通う学校。


 その学校が夜闇の中、半分吹っ飛んだ。

 キャンプファイヤーの百倍は凄い炎が燃えさかる。


 夜の中で赤々と燃える火は、大分派手に目立っていた。

 その炎を間近で目にして、一人の少女が呆然と呟く。

「どうしよう……ばれたら、怒られちゃう」

 目の前の惨状は、すでに怒る、怒らないの問題ではない。

 お気楽な様子で、他の少女が言った。

「私だったら、怒る前にまず退学にするさね」

「そうね。ここまでやったらバレないわけがないし、よっぽど凄い理事長の弱みでも握ってなければ、ほぼ退学でしょうね」

「ちょ、ちょっと……二人とも、何、他人事のように言ってるのよ。この場合退学になるのは、間違いなく私たちなのよ。弁償だってさせられるでしょうし……もっと切羽詰まりなさいよ!」

 お気楽な二人の少女に、慌てて別の少女が食って掛かる。

しかし目の前に燃えさかる学校という現実離れした状況が転がっているこの場では、現実を認識するどころかどんどん現実感が薄れていくだけだ。

 埒が明かないと、誰もが解っていた。

「どうしよう……」

 最初に発言した少女が、ますます困ったように呟く。


 二年A組 白木(しらき) (れん)

 二年B組 雛木(ひなき) (きょう)

 二年B組 矢車(やぐるま) 菊花(きっか)

 二年E組 紅葉(もみじ) (かえで)

 二年E組 竜胆(りんどう) (はな)

 一年D組 日向(ひゅうが) (あおい)


 このような事態になった原因は、六人の少年少女にあった。




→ 楓ちゃんは混乱している!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ