双子の願い
フリージングサファイアソーサラーを正面に見据えたガンドリウムが機体を上下に展開させると砲身が出現する。
「!、あんな回避を!」
慌ててさつきはあんなに指示を出す。
「わ、わかった!」
ガンドリウムは強力なビームを射出する。
フリージングサファイアソーサラーは回避しようとするが回避しきれず機体をかすめてしまう。
「きゃあっ!」
あんなが悲鳴をあげる。
「このっ、よくもフリージングキャノン!!」
フリージングサファイアソーサラーは反撃する、ガンドリウムは砲撃の余波で回避しきれず被弾する。
それに怒りを感じたのかガンドリウムは全身の武装を展開しフルバーストを行う。
「ああっ!」
逃げ場のない攻撃にフリージングサファイアソーサラーは大きな被弾を受ける。
「さ、さつき、まずいよこのままじゃ・・・」
「くっ、撃墜されるわけにはいかない、何としてもあの機体は倒さないと・・・あんな・・・」
「大丈夫だよさつき、さつきの決めた事なら私は従うから」
「ごめんね、あんなこれから敵の機体を倒す為に大魔法を使う。その威力にフリージングサファイアソーサラーが耐えられないかもしれない」
「うん、気にしないで全力でやって」
「ありがとうあんな」
さつきは詠唱を開始する。
その間もガンドリウムは攻撃を続けてくる。
あんなは魔法でバリアを張るが防ぎきれずフリージングサファイアソーサラーは徐々に壊れていく。
「あんな、行くよ!」
「うん、さつき!」
詠唱を終えたさつきはガンドリウムに向けて魔法を放つ。
「極大魔法!ダブルエレメンタルフュージョン!!!」
8つの属性を束ねた魔法の渦がフリージングサファイアソーサラーの両腕から放たれ、ガンドリウムを貫く。
その攻撃を受けたガンドリウムは爆散する、が、ガンドリウムもまた最後の一撃のビームを放っておりフリージングサファイアソーサラーも下腹部に大きなダメージを受けていた。
「あ、あんな・・・」
「さつき・・・脱出装置起動しないね・・・」
「フリージングサファイアソーサラーに無理をさせすぎたからね・・・」
フリージングサファイアソーサラーは各部で爆発を起こしていく。
「さつき・・・もし、また生まれ変わる事ができたら・・・」
「うん、私達また双子に・・・」
フリージングサファイアソーサラーは爆散した、あんなとさつきと共に・・・。




