終わらない襲撃
ウイルス騒動が終結し4姉妹達も目を覚まし希望家は日常を取り戻しつつあった。
「・・・」
「れいな、前の事をまだ気にしているのかあれはおまえのせいではないと何度も言っているだろう」
神人はれいなをなだめるがれいなの気持ちは沈んだままであった。
「ドールハート技術を狙って工房やホープガーデンが襲撃される事もなくなったしな、結果的に平和になったんだ前向きに行こう」
「はい・・・」
納得はしていない、しかしいつまでも塞ぎ込んでもいられない、れいなは以前以上に神人の為に尽くす事を決意するのだった。
「先生、大変です世界各地で何者かによる襲撃事件が発生しているようです、壊滅した街や村もあるとか・・・」
シフィが神人に報告する。
「また犯罪組織か?」
「いえ、それにしては規模が大きすぎる破壊行為だと思われます」
「何が起こっている・・・?」
神人が思案しているとウルド老が工房に駆け込んでくる。
「おお、神人殿ここにおられたか!」
「ウルド老?どうした」
「ま、街が・・・ホープガーデンが・・・」
「!」
神人がドール達を伴って赴くと街を破壊し住民を虐殺している怪物、そしてそれをしたがえる者達の姿があった。
「貴様ら何者だ!?」
神人は謎の一団に声をかける。
「我らはこことは異なる星からやってきた、この星は我らの物にさせてもらう」
「異なる星だと?異星人と言う事か!」
「ふん、貴様らからしたらそういう事になるか?、さぁスターイーターよ、好きなように人間を食らえ」
スターイーターと呼ばれた怪物は人間やドールを襲い次々と食らっていく。
「やめろぉ!」
神人は刀を抜きスターイーターに立ち向かおうとする。
ズドォン!
「ぐっ!」
遠方からバズーカで神人を狙う姿があった。
「よくも先生を!」
しおんがその敵に向かっていく。
他のドール達もそれぞれ戦闘態勢をとる。
「くくっ、簡単に制圧できるかと思ったがどうやら抵抗できるだけの戦力がいたようだな、せいぜい抗ってみるがいい」
「ドールハートを狙う襲撃者がいなくなったかと思えば今度は星そのものの襲撃か、なんという因果な・・・」
神人は終わらない戦いに正直辟易するのだった。




