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迎え入れられる者

「待ってください先生、残骸の中にまだ生命反応があります」

れいなが神人に告げる。

「何だって?れいな、救出に行けるか?」

「了解です」

れいなはダイヤモンドホープから降り、残骸の中から女性を救出する。

「さて、それともう一つ・・・、援護してもらった事には感謝するがいきなり現れるとはどういう事なんだ聖羅」

「あはは、一馬の事は怒らないであげてね、私が無理言って出てきたんだから」

「そうか・・・おまえが無事に帰ってきてくれて嬉しいよおかえり聖羅」

「ただいま!お兄ちゃん!」


戦いから数日経ったある日・・・、れいなが救出した女性が目を覚ました。

「こ、ここは・・・?」

見慣れない景色に女性は狼狽える。

「ここは希望家機械工房のメディカルルームだ」

立ち会っていた神人が声をかける。

「死にかけていた君を救助し、治療もさせてもらった」

「そ、そうですか・・・私の名前はユフィと言います。助けていただきありがとうございます」

「ごめんなさい、体の損傷がひどくて私の回復魔法では治療しきれなくて」

あんなが入ってくる。

「ユフィ、君はバルファインの兵士か?」

神人がユフィに訊ねる。

「・・・私はユーベリア部隊の隊長です、敵である私まで助けてくれるなんて感謝してもしきれません・・・、はっ!?部下は!?部隊のみんなは!?」

「残念ながら助かったのは君一人だ、他の者達は君を守る為に盾になって死んだのだろう」

「そんな、みんな・・・」

ユフィは涙を流す。

「バルファイン王は自分の野望の為には自分を守ろうとする部下すら蔑ろにする最悪の王だ、まぁ手痛い損害を受けただろうし再襲撃をしてくる事はないとは思うが」

「・・・」

ユフィは黙って話を聞き入れる。

「先生、彼女の処遇はいかがなさるのですか?」

れいなが神人に問う。

「ホープガーデンに住むのならば住居は手配しよう、もっともバルファインに戻りたいと言うのならば止めはしないが・・・」

「あの・・・」

ユフィが口を開く。

「できればここに置いていただけませんか?助けてもらった恩返しをしたいです」

「まぁ、ここは万年人手不足だしなそれは願ったり叶ったりだが」

「ありがとうございます、傷が治ったら頑張りますね」

こうしてユフィは希望家に迎え入れられる事になるのだった。


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