想いをひとつに
「しおんお姉ちゃんだけに任せるわけにはいかない・・・何とかしないと」
傷つきながらもあんなはサファイアソーサラーを立ち上がらせる。
「あんな、私の全力の魔法使用にサファイアソーサラーの機体は耐えきれない、だからこれ以上魔法の威力は上げられない」
さつきがあんなに告げる。
「・・・」あんなは押し黙る。
「でも、だからこそあんなのサポートが必要になる」
さつきはあんなに作戦を伝える。
「うぉぉっ!!」
高速機動による拳の連打でオパールグラディエイターを攻め立てるしおんのエメラルドカイザーだがやはり防御を貫く事ができず決定打を与えるには至らない。
「ふふっ、動きはだんだんよくなっていってる」
みちるはしおんの攻撃を捌きながら心を躍らせている、いやむしろ嬉しそうにすら見えた。
その一方でサファイアソーサラーは頭上に杖を掲げ電撃の玉を発生させていた。
「受けなさい!エレキボール!!!」
さつきの叫びと共にサファイアソーサラーはオパールグラディエイターに向けて魔法を放つ。
しかし、みちるはこの攻撃にも反応する。
「はん、その程度のスピードの魔法なんか当たらないね!」
オパールグラディエイターは余裕でエレキボールを回避しようとするが・・・。
「今よ!あんな!」
さつきの叫びにあんなが続く。
「スピードブースト!!!」
あんなの使った魔法でエレキボールの飛ぶスピードが一瞬上昇する。
「何っ!?飛ぶ魔法に更に魔法をかけスピードを上げる!?そんな真似が!?」
予想外の事にオパールグラディエイターは魔法を回避できずまともに食らってしまう。
バリバリバリッ!!!
「うがぁっっっ!!!」
みちるとオパールグラディエイターは感電し大きなダメージを受ける。
「そこです!」
隙を突いたはづきのルビーイグナイターの炎の矢がオパールグラディエイターの右腕を破壊する。
「し、しまった!」
「ここだぁっ!!!疾風破砕撃ぃっっっ!!!」
エメラルドカイザーの渾身の一撃がオパールグラディエイターのボディーを大破させるのだった。




