一馬の助力
神人達が戦いを続ける一方で神童礼賢の指示を受けた傭兵部隊が希望家への侵入を試みていた。
「くく・・・希望家当主達さえいなければ工房を守るのは防衛システムだけのはず、我らならば破るのは容易かろう。」
傭兵の隊長と思しき男が嘯く。
「シフィはなんとかなると言っていたがやはり来て正解だったぜ」
「なにっ!?」
隊長が驚き目をやるとそこに現れたのは神童一馬であった。
「き、貴様は神童家の当主・・・!」
「あのたぬきジジイのやりそうな事だ、全くけったくそ悪りぃ」
「だ、だが相手は一人だ!この際こいつを叩き伏せて礼賢様により良い褒美をもらうのもやぶさかではあるまい」
「はっ、馬鹿野郎がさすがに俺だって一人で守りきれるたぁ思っちゃいねぇよ。力を貸してもらうぜあかね」
「はい、一馬」
現れたのはれいな達と程近い年齢の外見を持つドールだった。
彼女の名はあかね、ドールハート以外は全て神童家で作られた数少ないドールであり一馬を私生活からサポートする相方と言える存在である。
「はっ、たかだかドール一体が増えたところで何だ!おまえらやっちまえ!」
「ふぅ、やれやれだぜ」一馬はあきれたそぶりを見せる。
「では、戦闘態勢に突入します。モードチェンジ・フェザーセイヴァーエボリューシュン!!!!」
あかねは叫びと共に変身を開始する。
「フェザーセイヴァーアカネ!!!!」
変身を終えたアカネは軽々と空中を舞い、そこから傭兵達にスピンキックを浴びせる。
「ぎゃあああああああ!!!!!」
傭兵達は次々と倒されていく。
「さぁて、おまえが隊長だな?おまえは俺が仕留めさせてもらうぜ」
一馬は二本のトンファーを構える。
「くっ、たかが工房当主如きが傭兵をなめるなぁぁぁぁぁ!!!!」
隊長は一馬に銃撃する。
しかし一馬はトンファーを回転させ全ての銃弾を弾く。
「うっ、嘘だろ・・・」
傭兵の隊長はたじろぐ。
「なんだこの程度かなら終いだ、くらいやがれダブルトンファー、双棍撃!!!!!」
「ぐへっ、ぐはぁっ!!!」
一馬の攻撃に傭兵の隊長は昏倒する。
「こちらも終わりましたよ、一馬」
20人程はいたと思われる傭兵は全てあかねに無力化されていた。
「よくやってくれたあかね、よし後始末はシフィに任せて俺達も神人の様子を確かめに行くか」




