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ガーディアンナイトフェザーセイヴァーハートフルドール  作者: 希望光
第2章 異界の天使

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天使の翼持つ機体

なごやかに過ごしていた神人と刹那だったが事件は突如としてやってくる。

バリバリバリ!

近くにあった建物が音を立てて崩れた。

「な、何だ!?」

神人が見上げると巨大な人型兵器が建物を破壊しているのが目に入った。

「じ、重機兵(じゅうきへい)・・・!」

刹那が声をあげる。

「重機兵?機工兵みたいなものか?」

「きこーへい?それはわからないけどあんなものを持ち出してくるなんて・・・」

「一体何が起きている?」

「あれは地上げ屋だよ、ここらあたりを更地にして観光地を作ろうとしてるんだ、ここは一応認められた居住地なのにひどいよね」

「そんな連中が・・・」

「今までは交渉で済んでたんだけどみんな断るからついに力ずくに出たみたい」

「そういう事なら勝手をさせるわけにはいかん」

神人は刀を抜いて立ち向かおうとする。

「ち、ちょっとちょっとまさか重機兵に生身で立ち向かうつもり!?」

「しかし、放ってわけには」

刹那はしばし考え込む、そして。

「わかった、着いてきて」

刹那はとある場所に神人を案内する。

そこにあったのはシートに包まれた巨大な物体だった。

「それっ」

刹那がシートをめくるとその下から人型兵器が姿を表した。

「これは!?」

「ガーディアンナイトって言うんだって、重機兵とはまた違う体系の兵器らしいんだけど」

「この世界にもガーディアンナイトが・・・!」

「私が乗っても動かせなかったんだけど神人、あなたならもしかしたらと思って」

「試してみよう」

神人はガーディアンナイトのコクピットを開き、搭乗してみる。

すると機体は待っていたかのように機動を開始する。

「うそっ!?本当に動き出した!」

刹那は驚く。

モニターに文字が浮かぶ。

「機体名・・・アイン・メタトロン」

立ち上がったアイン・メタトロンは天使のような翼を開く。

「よし、行くぞ!」

飛び上がったアイン・メタトロンは敵の重機兵の元へと赴く。

ズシィン!

「な、何だぁ!?」

突然のアイン・メタトロンの来訪に驚く重機兵の搭乗者。

「街の外まで移動してもらう」

敵の重機兵を掴んだアイン・メタトロンは飛行して無理矢理開けた場所まで移動させる、そしてそこで放り投げる。

「どわぁっ、この野郎!」

「ここでなら思う存分戦えるだろう」

アイン・メタトロンは刀を構えるのだった。

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