表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/15

機械工房の先生と機械少女

少年は代々の機械工房を受け継ぐ頭首だった。

???「ご機嫌はいかがですか、『先生』」

先生「ああ、何も問題はないよ『れいな』」

「先生」と呼ばれた少年に仕える白いメイドドレスに身を包んだ少女は「れいな」と呼ばれた。

工房の扉が激しく叩かれる。

???「おい、頭首!頭首はいるか!」

先生「やれやれまたか朝から騒がしい」

扉が開け放たれ男が中になだれ込んでくる。

男「頭首!今日こそドールハートの生成方法を教えてもらうぞ!」

「ドールハート」とはこの世界に一般流通している少女の姿をした機械のメイド「ドール」の心臓部となる機構である。

先生「何度言えばわかるんだい?ドールハートは繊細な機構なんだ、相応の腕を持つ者でなければ作る事はできないんだ、もっとも・・・外部に公開するつもりもないんだけどね。」

そうドールハートは「先生」と呼ばれる少年の機械工房「希望家」でしか現在生成する事はできない代物だったのである。

男「ふざけんな!技術を独り占めしやがって!痛い目に合わせてでも吐かせてやるぞ!」

先生「ふむ・・・そっちがその気なら仕方がないな、れいな」

れいな「はい先生。」

男「ふん、ドールに露払いをさせるつもりか?甘いぜ、入れ野郎共!」

男が合図を送ると多数の武装した兵士達が館に入り込んできた。

男「ははは!いかにドールと言えどもこの人数は捌けまい覚悟しな!」

男は高笑いをあげる。

れいな「よろしいのですか?先生」

先生「ああ、構わないぞ」

れいな「それでは行かせていただきます、モードチェンジ・フェザーセイヴァーエボリューション!!」

れいなが叫ぶとれいなのボディの各部が展開しメイドドレスの姿から魔法少女のような戦闘服を纏った姿に変身、いや、変形していった。」

男「な、なんだこりゃあ!?」

男は驚愕する。

そこには変形を終えた白い衣装のドールの姿があった。

れいな「フェザーセイヴァーレイナ!」

れいなは高々と宣誓した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ