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思いついたまま殴り書き①②

ちょっと違うだけで、今後の展開も変わってくるだろーなと…


①「あなたを わたしのきしに にんめいします」


キリッという擬音が聞こえてきそうな真面目な顔と声で私にそう言ったのは、4歳の誕生日を迎えた妹だった。数日前の任命式を見て、真似しているのだろうと思った私は

「つつしんでお受けします」

と言って、しゃがんで片膝を床につき、右手を左胸に当てて、彼女が手の甲を上にして伸ばした腕の先、爪先に額を近づけた。


当時私は10歳で、2人の兄は既に学院の寮でなかなか会えず、教育も鍛錬も嫌々ながらなんとか及第点は取っていると思っていたし、周りの大人達を鬱陶しく、「にぃさま」と寄ってくる6つも歳の離れた妹のことを可愛くも煩わしく思っていたことを覚えている。妹のお守りの為に近くにいた私への騎士任命ごっこは、私よりも周りの大人達が慌てていて、少し胸がスッとしたような気がしていた。




――――――――――――――――――


②「あなたを わたしのきしに にんめいします」


キリッという擬音が聞こえてきそうな真面目な顔と声で私にそう言ったのは、4歳の誕生日を迎えた妹だった。妹のお守りの為に近くにいた私は、

「つつしんでお受けします」

と言って、しゃがんで片膝を床につき、右手を左胸に当てて、彼女が手の甲を上にして伸ばした腕の先、爪先に額を近づけた。


当時私は10歳で、2人の兄は既に学院の寮でなかなか会えず、教育も鍛錬も嫌々ながらなんとか及第点は取っていると思っていたし、周りの大人達を鬱陶しく、「にぃさま」と寄ってくる6つも歳の離れた妹のことを可愛くも煩わしく思っていたことを覚えている。その妹からの騎士任命は、私が騎士に成れること、妹を護らねばならぬという使命を教えてくれたのだった。

そもそも(私)が男か女か、王族か貴族かでも、今後の話が変わってくるよね!

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