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今日が最悪な日の2人、運命の出会いをする  作者: 藤原うにごろう
一章、出会い編
2/5

〜2人は連絡先を交換する〜

「今日が最悪な日の2人、運命の出会いをする」の2話目です。1話の倍くらい文章があります

「お前ここミスしてたぞ。何回目だ?同じミスを何回も繰り返して」

「すみません……」

「だいたいなぁ社会人だったらメモくらいとるもんなんだよ!わかんないなら尚更!すこし考えろ!」

私は浦島京香、27歳の会社員です。私は今年この職場に転職しました。前の職場は上司のセクハラが酷くてやめて、逃げるように今の職場に入社しました。この仕事はなれないことが多く、上司に怒られることも多いです。

私には彼氏がいました。でも今日別れてしまいました。理由は彼氏に好きな人が出来たから、だそうです。私は気持ちを隠すために公園のベンチを目指しました。私は気持ちを切替える時は公園のベンチに座るのです。

座ろうとベンチの方へ目を向けるとそこには1人の少年がいました。

(あの子も嫌なことあったのかな……)

そんなことを考えながらも気分転換したい私は1つしかない公園のベンチに向かう。

(私も疲れてるし……あの子の隣に座っても、いいよね?)

そう考え少年の隣に座りました。

私は色んなことを考えてるうちにため息をつきたくなって

「「はぁ……」」

隣の少年とタイミングが被った。気まずい……そんなことを考えていたのだが少年の顔を覗くと辛そうな顔をしていたので

「君、こんなに寒い中ベンチに座ってるの?」

聞いてしまった。見知らぬ少年に、知らない大人がいきなり、そう考えたけどもう後戻りはできないだろうからそのまま少年と会話してみる。

「僕は……フラれたんです……ずっと、ずっと好きだった人に告白して……」

そんなことがあったのか。彼はきっと本当にその女の子のことが好きだったのだろう。

「そうだったんだね……それは辛いね。実は私も、今日辛い思いをしたんだ。聞いてくれる?」

この少年になら、話してもいい気がした。

「私はね……上司に怒られるわ彼氏にフラれるわもう……」

「え?あなたもフラれたんですか?僕は付き合ってないですけど……」

この少年は私に同情しているのだろうか。でもこの少年の優しさが心に染みる……

「そういえば自己紹介がまだでしたね。僕は田口吉郎です。高校2年生です。あなたは?」

「私は浦島京香。会社員です。年齢は秘密です」

「ここであったのも何かの縁ですし連絡先交換しません?嫌だったら全然大丈夫なんですけど」

「全然大丈夫だよ。交換しよっか」

……え?何故か連絡先を交換する流れになってしまった。これ見られたら私が犯罪者になるんじゃない?だって少年は高校2年生よ?

「あっそうだ!クリスマス、一緒に過ごせます?親が旅行いくんですけど彼女とパーティするから今年はいかないわって見栄を張っちゃって……」

「私でよければいいけど……どこいく?無難に商店街とか?」

「うーん……そこまでは考えてなかった……あっそうだ!うちでゲームします?」

……男子高校生の家に行くことになりました。こんなことは初めてです。

「ゲームって具体的にどんなジャンル?格闘とかシミュレーションとか気になるな私」

「ゲームのジャンル……パーティ系とかありますけど」

これ見られたら終わらない?私、社会的に

読んでいただきありがとうございます。

次回はクリスマスの準備回になると思います。

思いつき次第書いていきます

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