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一色実々の多色な出来事  作者: 大柳 律
2/3

恐怖の中間テスト

実々の高校2年生の時の話。




*登場人物紹介*



小澤 実々【おざわ みみ】:本作の主人公。17歳。高校二年生。家から自転車で通える高校を選択。得意科目は『現代文、世界史、日本史、政経、家庭科』苦手科目は『古文、英語、数2』。今回は二学期の中間テストで何かが起こりそうな予感。あだ名は『みーち』



小澤 麻来【おざわ あさき】: 実々の双子の姉。17歳。実々とは別の進学校へ通っている。彼女もまた文系脳。あだ名は『あーち』


荒川先生: 実々の高校の英語の教師。実々が職員室で他の先生と話している時に「小澤、お騒ぎしない‼︎」という寒いギャグを言ってきた人。自称『ストレス多毛症』でストレスが溜まると毛が増えるらしく、定年間近で白髪混じりだが髪の毛フサフサ。


時田先生: 実々の高校の日本史の教師。実々と麻来の間では『ブルーマン』で通っている。理由は雨の日に上下蛍光ブルーのカッパを着て原付バイクに乗っていたのが印象的だったから。授業中に「おざわ〜」と良く話を振ってくるので実々は授業中に気を抜けない。




*****




 高校二年生になって間もなく半年が経つ。…そう、もうすぐあの季節がやってくる。




 ……中間テストだ。




 私は家から自転車で15分弱の高校に通っている。電車通学に憧れがないと言えば嘘になるが、当時の私には難しかった。

先ず、一人で電車に乗ったことがない。そして満員電車は背が小さすぎて命の危険があるので無理。極めつけは電車の乗り換えが一度でもあると絶対に酔う。このトリプルコンボで早々に電車通学を諦めた。



そして中学時代は苦手な科目を苦手なままにして過ごしてきたので、英語も数学も正直なところヤバかった。このままだと高校進学ヤベェぞ!となり、焦ってあーちと同じ塾に通い出したのが中2の夏。そこからは成績が少しだけマシになり、高校も中堅〜中堅気持ち上までは狙える所まで学力をなんとか持っていくことが出来た。



中3の進路を決める時に私は悩んだ。頑張ってあーちと同じレベルの進学校に行くか、今の自分に合った学力の学校へ行くか…。『進学校』という響きが先ずとても良い。しかし、学校は入ったら終わりじゃない。入ってからが寧ろ本番で、高1の3学期には余裕で高2の範囲をやり始めるとか、正直理解に時間がかかる私には地獄にしかならないだろう。逆に今の学力に合った所だと、ぬるま湯に浸かり過ぎてふわふわと過ごしてしまうのではないか、という不安が無いわけではない。



…悩む。



…めっちゃ悩む。



 その時、リトル実々が私に囁いた。

『どう過ごすかは自分自身が決めることだ』と。



どう過ごすか…。



いや、待てよ?学校には大抵1人か2人は『天才』『秀才』が居るものだよね?つまり中堅高にも天才は居る…。そして学校には大学の『指定校推薦』なるものがある。高校の資料を見てみると、この中堅高の学生では記念受験になるような名前の大学名も幾つか並んでる。これを『天才』『秀才』達が狙ってる可能性もあるのでは?




……全然ぬるくないわ。




 私は決めた。今の学力に合った高校に進学して、到底記念受験になってしまうような大学に『指定校推薦』で入って親を安心させようと。そして良い職業に就けたら良いな、と考えた。

だけど考えるだけでは、また中学の時の様にふわふわと過ごしてしまう自分が目に見えていたので、私は母に誓いを立てることにした。



 「無理して学力が高い高校に行かない代わりに、自分の今の学力に合った高校で三指…あ、いや、五指…もどうかな?…うーん…よし!十指に入れるように頑張るから!それで指定校推薦を貰って良い大学に行くって決めたからね!」



と、なんともグダグダになってしまったが、指を10本立てながら母に誓いを立てたので、今後『嘘付き』呼ばわりされない為にも私は努力し続けようと心に決めた。




 そして無事に中堅高に入学し、最初の一年はクラスで3番というポジションで終えたのだった。2年に進級し、最初の1学期を迎えた。文系理系で習う教科が微妙に分かれ始めたことが功を奏してなんと中間、期末共に奇跡的にクラス1位を獲ることが出来た。



 高2になって初めての中間で配られたテストの点数一覧表の横にあるクラス内順位欄に『1』という数字があり、それを見た瞬間は息が止まった。


 クラス内では誰が1位かを捜し始めていて、私は目立たないようにこっそり用紙を筆箱にしまって素知らぬフリをして座っていた。すると暫く経った時に去年も同じクラスだった田口君が徐に私の側に来て、座っている私を見下ろしながら、



「どうせ小澤さんが1位なんでしょ?」



と、クラスに響くような大きめの声で言ってきた。私は思わず目をかっ開いて口が半開きのまま田口君を凝視してしまった。それを肯定と見なされたのか、クラスの人達が私のことをチラ見しまくってきた。



…田口め‼︎許すまじ‼︎



 絶対『あんな地味でチビな子が1位なんて…。』とか『あんなチビこのクラスに居たっけ?』とか思われた…と1人で嘆いていたらどこからか、


「それにしても大穴だったな。」


という声が聞こえてきた。




…競馬でもやってたんかい‼︎



 『大穴』は間違いなく私のことだ‼︎と瞬時に理解して、私のひっそり目立たず過ごすという夢は早くも1学期の中間で終わったのだった。

期末テストではテストが返される度にチラチラこちらを窺ってくる複数の視線がとても気になった。…こっち見ないでよ!

 そして私に数学の点数が勝ったと喜ぶ男子生徒に『私は文系だから』と、無言の対抗意識を燃やしつつも、何とか総合1位を死守して終えたのであった。




 そしていよいよ2学期の最初の中間テストが始まる。



 私は試験2週間前からテスト対策を始めている。それというのも『天才』ではないからだ。頭の良い人は教科書と授業ノートを見るだけで十分だが、私は新しくノートに習った事を一から纏めて書きまくらないと覚えられない。特に『日本史』は気が抜けない‼︎中途半端にブルーマンもとい時田先生に気に入られてしまったが為に下手な点数は取れない‼︎もし万一にも低い点数を取ってしまったらあのしっとりとした口調で何を言われるか分かったものじゃない…。



 テストのスケジュールとして主要な教科は

 一日目:現代文、政経

 二日目:日本史、英語

 三日目:古文、数2



に分かれている。一日目は何とかなる気がする。問題は二日目に日本史と英語が被っていることだ。……不安だ。



 兎にも角にも私は1番時間が掛かる日本史から勉強に取り組んでいくことにした。教科書とノート、資料集、そして個人的に買った歴史の単語帳の4冊を見比べながら新しく纏めていく。この時にお気に入りのマーカーペンをテーブルに彩りよく並べて順番に使っていくのが私のテンション維持方法だ。テレビで『色んな色でノートをデコったり、無駄に線を引いても頭に入らないし、無駄な作業だ』と、たとえ高名な塾講師や東大生とかに否定されても私はこの方法を貫くと決めていた。…私は書かなきゃ覚えられんのですたい。


 正直言うと今回はめっちゃ範囲が広かった。なので日本史だけでほぼ10日ほど使ってしまっていた。……あばばばば。


 

 テストまで残り2日…。



日本史の合間に気分転換にやっていた政経はうっすらノートに纏めてあるのでそれを見ればイケる気がする。

 

 現代文は漢字さえ書ければイケる…!と私は思っている。中学の時も国語だけは唯一成績がいつも良かった。しかし、私の一番上の姉はそれが納得出来ないらしい。というのも、


 「お前に情緒があるの?それに読解力なくない?」


……我が姉ながらヒドイ言い様である。たぶん姉が『情緒』だの『読解力』だの言うのは私が姉から借りたラノベを読んでヒロインに対する辛口なコメントをしたからだろう。



 「ヒロインはもう少し考えた方が良いと思うんだよね〜、いつもヒーローに助けて貰ってばかりでさぁ〜、甘え過ぎでしょ〜。もう少し周りを良く見て……うんぬんかんぬん……」



…みたいなことを言ったからだ。まぁ確かに『情緒』という面では希薄と言われても仕方がない気がする…。だけど『読解力』は関係なくないか?


 それに何より学校の現代文に載るような小説の登場人物達は皆『サトラレ』だと私は思っている。(上記の意見は実々の個人的な意見です。)

彼ら彼女らは皆、問題で問われている文章の前後に己の心情や状況という名の証拠を遺している。これを『サトラレ』と言わず何というのか。現代文は問題と一緒に解答も載っていると言っても過言ではないだろう。(上記の意見は実々の個人的な意見です。現代文の成績を保証するものではありません。)


 つまり、現代文のテストで注意すべきは文章題ではなく、漢字の読み書きだと思う。こればっかりは答えが載っていないので自分で覚えるしかない。教科書のテスト範囲で出てくる漢字の読みと、問題集の範囲に書かれている漢字の読みを適当な紙に書き出していく。そしてそれを一度解答し、書けない漢字、間違えた漢字を別の紙に書き出して、青いペンで5回ずつ練習する。『青いペンで書くと脳が刺激されて覚えやすい』と、頭の良い誰かに昔聞いたことがあるので、効果の程は別として漢字テストがある度にそうしている。この作業を数回繰り返すとテスト本番のうっかりが無ければ20点ないし30点くらいは貰ったも同然である。



 3日目の古文は単語の活用を覚えて、ノートに書いてあることを復習すればなんとかなる…と思いたい。『る、らる、る、らる、す、さす、しむ、ず、じ、む、むず、まじ、まほし』という呪文があれば、『いとをかし』である。(実々は古文が本当に苦手なので馬鹿な発言はご容赦ください。)



 数2は奇跡的に得意な範囲だったから、公式を覚えて問題集をやればイケる気がする!…応用問題は潔く諦めよう!どうせ将来の暮らしの中で関数とか使わないでしょ。(実々は中学時代に連立方程式で躓いたのがトラウマになり、生理的にXとYを受け付けない体になっています。)



よし、後は…2日目の英語だな。




……英語やりたくないでござる。




 S(主語)V(動詞)O(目的語)C(補語)だって分かったような分かってないような微妙な感じだし…。電子辞書は授業中に絶対手放せないし…。授業中に英訳が回って来る時なんか身体中から嫌な汗が噴き出るし…。そんなことは知らないとばかりに隣の席の人とか私に訳を聞いて来るし…(殺)とにかく英語の拒否感ヤバい。でもある程度の点数獲らないと荒川先生が悲しそうな顔で見てきそう…。そして塾の先生がめっちゃ怒りそう……はわはわ。


と、取り敢えず単語だけは書けるようにしよう。後はお決まりのフレーズとかをサラッとおさらいしよう。…あぁ身体中からの拒否反応凄い。



 そんなこんなであっという間にテスト初日がやって来た。ちなみに実々は中学時代から翌日にあるテストの教科のノートや教科書、資料集を寝る時に布団の下に入れて寝ている。しかも頭がちょうどそこに行く場所に置く。(実々は枕を使わない派なので布団の下なのである。)なのでテストの教科が多いと頭の位置がいつもよりずっと高くなり、結果熟睡出来ないという事態も多々あるが、『睡眠学習を期待する+げん担ぎ』の意味があるのでもう引くに引けなくなっている。




*一日目*


 最初は現代文だ。思った通り漢字が25点分くらい占めている。テストが配られるギリギリまで自信がない漢字を頭に刷り込ませておいて、テストが始まった直後に頭の中から今にも溢れそうな漢字を取り敢えず問題用紙に書いておくというセコい手を使って難を凌ぐことが出来た。しかし、自信があってあまり復習しなかった漢字をど忘れするという致命的なミスをしてしまい、貴重な2点を失ってしまった。…くっ、プラマイゼロ。


 そして長文は思った通り、登場人物達が見事に『サトラレ』状態になっていたので、先生との解釈が同じだったらそれなりにイケたと思う。先生も悟らせてくれたら良いのに…。



 次の時間は政経だ。こちらも開始ギリギリまでノートと教科書を睨み、テストが始まった瞬間に問題用紙に細かい国会議員の定員とかを書いておく。穴埋め問題と決まった単語の枠から選ぶ問題ばかりだったので取り敢えず平均点は獲れたと思いたい。


 

 こうして一日目を何とか乗り切ることが出来た。問題は明日の日本史と英語だ。…はぁ…不安。




*二日目*


私にとって運命の日がやってきた。最初は日本史だ。大丈夫、落ち着いて問題を良く読めばわかるはずだ!と、自分で自分を鼓舞しながら手に汗をじっとりと滲ませてシャーペンを走らせていく。『菱川師宣-見返り美人図』…YES!ちゃんと漢字で書けたから減点なし‼︎なんとか最後まで躓かずに問題を解くことが出来た。偉いぞ自分‼︎



…というかあんだけ勉強したのに出来なかったらそれこそヤバいな。



 そしてテスト終了の合図と共に2週間で覚えたことが瞬時に抜けていくのを実感しつつ、少し軽くなった脳と身体と共に、次の英語に向けて席を立ち、取り敢えずトイレへと足を運んだ。


 

 

 いよいよ英語の時間が来た。正直、今までのテストの時よりも英語に割いた時間が極端に少なかった自覚がある。そんな不安の中『始め!』の合図が先生から放たれた。




絶対に負けられない戦いがここにはある‼︎




 ―…パラッ…―


 取り敢えず名前を始めに書く。―…Mimi Ozawa―っと。そして問題に目を向けた瞬間ッ…愕然とした。



……ぜ、全然分からない…ッ‼︎



えっ⁈前置詞の穴埋め⁈『on』『in』『of』『from』を適した所に入れよ⁈



……あばばばばばびぶべぼ?!



 ど、どうしよう…(汗)シャーペンを握る手がビッチャビチャになっている。でも何も書かなきゃ0点だ…。それは絶対に阻止せねば‼︎と、絶対に自信がある問題を震える手で埋めていく。…鎮まれ…落ち着け…私の右手‼︎



(…こ、これで4点だ…。)


―…カキカキ…―


(……こ、これで24点ッ‼︎……少ないッ‼︎)



 心臓はバクバク、息はハァハァとしながら今までの知識を総動員させて気力だけでペンを動かしていく。藁半紙で出来た解答用紙が私の手汗でボコボコになってきているのは…ご愛嬌。



――…なんとか、なんとか最後の大問まで瀕死になりながらも辿り着くことが出来た。その喜びからか、シャーペンを握っていた右手が緩んでー…




―…パタッ…コロコロ…―




 私のこの聖戦における言わば『剣』であるシャーペンが…滑り落ちた。私はゆっくりと自分の右手を凝視し、そして机の端にまで転がったシャーペンを見つめた…。



―…け、剣を握らないと…、くっ!…右手が…右手が鉛の様に重いッ⁈…―


 も、もう私は戦えないの…⁈、このまま殺される(テスト終了)のをじっと待っているの⁈


 が、頑張れ自分ッ…‼︎頑張れ右手ッ‼︎と、自然に潤目になってきた視線で自分の右手を見つめる。


 右手はゆっくりとした動きで少しずつ動き出し、そっと震える手でシャーペンを握り直してくれた。


―…ツッ…‼︎…右手ありがとう…一緒に最後まで戦おうッ!



―…そして私と右手はチャイムが鳴る瞬間まで剣を握り続けた…―



 テストが終わった後、私はもうあんな思いをしたくないし、あんな思いを右手にもさせたくないと思った。




*三日目*


 最初は古文。古文は授業をしっかり聞いてノートをしっかりとっていたので、徒然なるままに右手が動き、なかなかに『いとをかし』な点数が獲れたと思う。


 

 最後は数2だ。近年稀に見る奇跡的に得意な範囲だったので『あれ?自分理系にもなれたかしら?』と少し調子に乗れるくらいには出来たが、後半の応用問題を前にして『…やっぱ自分文系だわ』と思い直したのは言うまでもない。



―…キーンコーンカーンコーン…キンコンカンコーン…―



 長い長い戦いの日々が幕を閉じた。ありがとう右手、ありがとう紙を押さえてくれた左手。



―…しかし、『指定校推薦』を賭けた戦いはまだ終わらない。まだあと一年は剣を握り続けないといけないのだ…―


 


 私たちの戦いはこれからだ。        (完)


                           

*****



後日談


 

 テスト返却の日がやってきた。ほとんどの教科は予想通りに平均点以上を獲ることが出来ていた。日本史のブルーマンこと、時田先生も私を見ながらしっとりと頷いてくれたので一安心だった。



 いよいよ英語の返却の時間が来た。荒川先生は黒板に平均点以上の人の点数を書き出していくのが恒例だった。そして解答用紙にもその平均点以上の人の点数が書いてある。つまり、平均点以上を獲った人は自動的に自分が英語のテストで何番だったのかが分かるのである。


 

 今回のテストの平均点は『56点』



 私の点数は…ドキドキ…『72点』



 …ふ、ふぉぉおぉぉぉおお‼︎奇跡、キセキ、Miracleが起こった‼︎



 右手が最期まで頑張ってくれたからだ‼︎と喜びつつ、一人解答用紙と自分の用紙を見比べていると…


 あれ?…やっぱり!…ここの問題正解してるのにペケにされてる!



 私は急いで先生の下に行って「ここ合ってるのに間違いにされてます。」と言った。先生は老眼が進んでいるのか、掛けていた眼鏡を外して私の回答を凝視した。

 余談だが、たまに間違えているところを書き直して『先生、採点間違えてるよー』と言いに来る悪い子も居るので筆跡の度合いとかも先生達は確認しているらしい…。



 もちろん、私は悪い子じゃないのでそういうことはしませんよ?先生も確認が済んだのか「あー、本当だね〜じゃあ2点プラスだね〜」と言って私の点数を直してくれた。やった『74点』になったぞ‼︎



 ホッとしつつも少し嬉しい気持ちで席にいそいそと戻り、再び黒板に目を向けたらそれは起こった…



 そう、黒板には平均点以上を獲っている人の点数が書いてある。その書いてある点数の『72』を消して先生は『74』を書いた。



………バレるやんけ。



 私は英語がやっぱり嫌いだな、と改めて思ったのであった。


                      end.






テストって何であんなに緊張しちゃうんでしょうか?

そして藁半紙は何であんなにヨレヨレになっちゃうんでしょうか?



『双子は神隠しから逃れたい!』の実々も宜しくお願い致します☆

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