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異世界不良

「オメーが女神さん?随分と綺麗だな」

「あら?勇者じゃないの、どうやってきたの?」

「まぁチョチョイとやったらこれたわ」

「いろいろと規格外ね…本当」



おいどんの名前は石原巧でござる。

はっきり言おう、俺は強い、強さの秘密は異世界召喚でクズスキルもらったらチートだったっていうよくあるやつだ、最初の口調はふざけてみただけである、気にするな!

てなわけでまぁ魔王をひねりつぶしたんだが…帰る時になって王が帰る方法ないとか言って駄々こねやがったから軽く威圧スキルを使ってびびらしたら女神に頼んでみようとして今こうして神界、と呼ばれるところに立っているのだ、そして冒頭に戻る…



「で?何で来たのかしら?」

「地球に帰る方法がないから頼みに来た」

「あら、魔法で何とかできるでしょそれくらい」

「まぁできんことはない、いや、むしろ楽勝だ」

「ならそうしなさいよ」

「だがしかし、俺は思った、次は召喚じゃなく転生をしてみたいな、とな!」

「ふ〜ん、つまり転生させろと、そゆこと?」

「せやな」

「いいわよ」

「そんな簡単に言っていいんかい…」

「まぁ魂の器はあるからね、親御さんを悲しませるのは嫌いなのよ」

「わかったじゃあ3日後頼むわ」

「何で3日後?」

「まぁお楽しみってやつだよ」

「まあ…いいわ、じゃあ3日後のこの時間にまた呼ぶから待ってなさい」

「うーい」



さてと…三日間も猶予もらったし、やりますか!!



「さて、約束の3日後だけど、今までなにしてたの?」

「まぁ少しモノづくりをな…」

「何でもいいわ、行くわよ」

「ばっちこ〜い」



そうして、俺の意識はだんだんと薄れてい…っ…



「おぎゃ〜おぎゃ〜」

「おめでとうございます、元気な男の子ですよ」

「あぁ、よかったわ…本当に、よかったわ…」

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