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ーUntil the Daybreakー  作者: Lauro
序章 ーin the Duskー
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74/114

第11章 ーreached Ground of Homelandー

私事ですが…


Twitterをやってる事をこの前思い出しました(大汗)


@LauroVaniaかユーザー名Lauroからどうぞ

それから2日後の朝

ラルク達は予定通りミラク海域ルシア側の港街ニンフに無事到着する事ができた

「ハァー、やっぱ揺れる船の上より地面の方がいいねぇ~」

一番のりで船から降りたメリッサが大きく伸びをする

ラルクも久しぶりにルシアの土地に足を踏み入れる事が出来た

祖国の土………

なんだがあまり帰ってきたという実感がない

まだ戦いは終わっていないし大事なものまで失って帰ってきてしまった

「初めての船旅で楽しかったです、ルア!」

笑顔をセレンに向けられるとルアはセレンの頭に手を置く

「そりゃよかった、次は人魚の歌の仲間になるかい?」

「やめといた方がいいぜ?あんまセレンに野生的になられてもなぁ…」

そう言ったライカをルアが大海のような水色の瞳でライカを睨む

「世話になったなルア!手前ぇのおかげで黒獅子全員一度にルシアに渡る事が出来た」

ゲルダは巨大な大木の根のような掌でルアの頭を乱暴に撫でる

「ジジィ子供扱いすんなって!!」

ルアは大きな掌をどけようとする

「それじゃあ私達はこれで、協力感謝する」

アルトだけは彼女に深々と頭を下げる

「堅っくるしい挨拶はいいから早いとこガルシア王達に合流してやんな!」

ルアは少し照れ臭そうに眼を逸らした


ルアと別れて歩き出し街の広場まで出てくると

何やら人だかりができていた

「この街の近くに来てるって本当かよ?!」

集団からそんな声が聞こえてくる

「ねぇねぇ、来てるってなにが来てるの?」

メリッサが立ち止まりその中のひとりの男に話しかける

「知らないのか?今、すぐそこのイデア平原で戦が起きてるんだよ」

それを聞いてラルク達を含め黒獅子達にも緊張が走る

「どこの軍が戦っているか分かるかしら?」

アルトが男に追求する

「詳しい事はわかんないけど、ガルシアの奴らとセルシウス将軍の軍が戦ってるらしいよ。なんでも、ガルシアはこの前王都で謀反起こした奴らと手を組んでるって…」

「そいつぁ俺達の事…っ!!」

ゲルダが反論しようとすると男は体をビクっと震わせる

しかし、そこにライカが間に腕を挟んだ

「大将やめとけって…」

ライカに諭されゲルダは我に返る

「いや、すまねぇな…」

ゲルダは頭を掻きながら謝ると

男は見開いた眼を元の大きさに戻す

「あぁ…アンタ達も気をつけなよ」

そう言って男は去って行った

「どうやら、下手に情報操作されているようですね。特に影響はなさそうですね」

シルヴィアがゲルダを見上げる

「とりあえず急ごう、話しだと俺達側の連合軍が近くまで来てるみたいだしな」

ラルクがそう促すとゲルダとラルク達は街の出口へ急いだ


街を出て少しするとすぐに眼下に大群同士がぶつかり合うという光景と

人々の怒号と武器の重なり合う音が聞こえてきた

「始めてやがるな…よし!野郎共!俺に続けぇっ!!」

ゲルダが獅子のような咆哮をあげると

黒獅子達は一斉に声を挙げ眼下の大群へと向かっていった

「元気だねぇ、そんじゃ俺達はとりあえずグレイド殿の元に姫様をお届けに上がりますか」

ライカが先頭をきってルシアとガルシアの軍勢に向かっていき

その後をアルト、シルヴィアと続いていく

最後にラルクとセレンが取り残される形となった

「…これが、戦争…ですか…」

初めて眼にする光景

人々が剣で斬り合い、槍で突き合い、魔術が人々を飲み込んでいく

そんな光景がセレンとラルクには人々がただ殺し合うのではなく

何か別の、人々を狂気へと飲み込んでいく魔物のように見えた

「…行こうセレン、ここにいたら狙われる」

今彼女と共にこの場に留まれば戦場を支配する狂気に飲まれてしまうような気がした

ラルク達は戦場を大きく迂回し連合軍陣営の本部へむかった

本部に辿りつくまでほとんど攻撃を受けなかったことから考えると

謀反軍に対して優勢に戦っているようだ

「セレン様!!」

本部に入って1番最初にラルク達の存在に気がついたのはクラウディアだった

「セレン無事だったか!」

その次にグレイドが気づきセレンは2人と再会の喜びを噛みしめるために抱き合う

「クラウディア将軍、唐突で失礼ですが現在の戦況は?」

アルトが緊張の面持ちで聞く

「今のところはこちらが優勢ですわ。現在は前線でシリウス将軍とスカーレット将軍の部隊が交戦中との情報が入っています」

そうクラウディアは状況を説明する

「そんじゃ優勢なうちに前線の方に加勢にいきますか」

ライカが提案する

「必要ないかもしれませんけどね、ではライカとラルクと僕で加勢にいってきます」

シルヴィアの台詞にセレンがグレイドに不安の眼差しを向ける

「君達だけで大丈夫か?なんだったらここはアルトに任せてクラウディアを同行させるが?」

グレイドはクラウディアを伺い彼女はそれに頷く

「大丈夫じゃない?多分前線は黒獅子達が勝手に暴れてるだろうしさ」

ライカが頭の後ろで手を組みながら言う

「そうか、では無事を祈る…」

「みんなちゃんと帰って来てね?」

メリッサが心配そうにラルク達を見送った


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