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ーUntil the Daybreakー  作者: Lauro
序章 ーin the Duskー
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外伝 ーthe Alonesー Part3

謁見の間を出てライカは真っ直ぐに衛生師団棟に向かった

何故だかわからないがメリッサが側にいないのが少しばかり心配だったからだ

「メリッサ、いるか〜?」

ライカが衛生師団棟の中でメリッサを探しながら呼ぶと女性達の笑い声が聞こえた

「あーそれ分かる〜!」

「えー?そんなことないよ〜!」

笑い声を辿って行くと円卓を囲んで談笑する女性達の姿があった

「打ち解けるの早ぇなおい…」

ライカは苦笑いを浮かべながら会話の中心にいるメリッサに近づいていく

「あらライカ、もう終わったの?」

最初にヘレナがライカに気づいて声をかける

「大体な、お楽しみ中んとこ悪ぃけどそろそろメリッサ連れて帰ってもいいかい?」

メリッサの背後に回って彼女の小さな肩にポンと両手を置く

「えぇ〜?まだいいでしょ〜!」

メリッサは真上にあるライカの顔に尖った唇を向ける

「ライカも少しお話していけばいいのに〜」

メリッサの隣りに座る女性がライカを誘う

「悪いねぇ、今度お茶でも一緒に」

「もぉライカったら〜」

女性達の間から黄色い笑い声が起きる

「てなわけで、帰るぞメリッサ」

「や〜だ!」

メリッサはプイっとライカから顔を背ける

「あらあら、お姫様のご機嫌を損ねちゃったわねライカ」

ヘレナはクスクス笑いながらライカを面白がるように見た

「意外と容赦無いねあねさん…」

ライカは苦笑いしながらメリッサの座るイスの傍らに跪く

「我が麗しの姫君、貴女の清らかな御手を私の手で導く我が身の無礼、どうかお許し下さい…」

「ん、くるしゅーないぞ…?」

メリッサは首を垂れるライカの右手を少し頬を赤らめながら取る

それと同時に女子達の密かな歓声があがる

「ったく、先が思いやられんなぁ……そんじゃ、あねさんとみんなありがとな!」

ライカは頭を掻きながらヘレナ達に礼を言う

「いいわよ、私達も楽しかったし。メリッサ、また遊びにいらっしゃい!」

ヘレナはメリッサに歩み寄り彼女の頭を優しく撫で

周りの女性からも同じように声があがる

「ありがとーヘレナさん!」

メリッサは子供らしい無邪気な笑顔を桃色の頬に浮かべる

「もしかして俺は呼び捨てかメリッサ?!」

「うん、ライカはライカだもん!」



「っとまぁ、メリッサは昔からこんな感じだったわけよ」

そのライカのひと言でそれぞれのライカとメリッサに対しての想像の世界から呼び戻された

「ライカも昔からそんな感じなのな?」

「ナンパ気質だったわけですね」

シルヴィアがつけ加える

「恋愛体質って言ってくれよシルヴィアく〜ん」

「でも、ライカは随分と女性の好みが幅広いんですね?」

セレンが興味あり気な視線をライカに送る

「ライカは人妻にまで手ぇ出してたんだよ〜!しかも、アタシの上司のヘレナさんって人に!」

メリッサが悪戯な笑みを浮かべてアルトとセレンにそのことを伝える

「あら、背徳の尽くす限りね」

アルトは出来るだけ大仰に引いた態度を見せる

「あぁ〜はいはい…そんじゃあ話しの続きに戻るぜ?」


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