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空屋!  作者: しき
16/19

SNSDと空屋2

その2

他グループ出てきます。表示が無いのがソヒョンちゃんと空屋メンバーです。ソヒョンはフル敬語(年上限定)。

『《》』←は英語『』は韓国語「」は日本語「【】」はフランス語


パコ。

「あたっ」


丸めた雑誌で頭を叩いた音がした。


「来飛、」


「ぶんちゃん」


ブン?やってきた彼はスーツでザンバラな髪をしてる。

・・・・言っては悪いが、ドンヘオッパみたい。



たくみだボケ。」


彼、タクミさんは私達に気づいていないらしい。



「JYP行くんだろ。・・・・お、」


やっと気づいてくれた。


『こんにちわ。』


にこり、と笑った彼こそが、そうなんだろう。


藍さんから聞いた、本と会話する男。


TY『少女時代のリーダーテヨンです。初めまして』


柏原かしわばら たくみです。空屋のマネージャーをしています。』


そういって韓国語の名刺を、やってきたテヨン姉さんに渡す。


TY『綺麗な発音ですね』


『海外営業課にいましたので。来飛がフランス語と英語しか出来ないので困っている所ですよ。』


本当に綺麗な発音。


『では、今後ともよしなに。失礼します。』


私達に頭を下げると来飛さんを連れていってしまった。


YN『忙しいのね、あの人たち』


『あの人たちは私たちよりも忙しいですよ。モデルが本業じゃないんですから』


SNSD『『『『『『『『嘘??!!!』』』』』』』』


知らなかったのかな、姉さんたち。

あー・・知らない人のほうが多いのかもしれない。

私は、直接教えてもらったから。

藍さんの仕事現場も見せてもらったし。


『本当ですよ。』


SN『どんなお仕事?』



『それは秘密なんですよ。』


楽しい。これは楽しい。私しかソシの中では知らないこと。


『楽しみだなぁ〜♪』


次に藍さんにあえるのが楽しみ。





数日後、私達SMEで日本デビューを控えたSJと私達SNSDとシャイニーが集められた。



YN『今日、なにするの?』


TM『空屋が来るってほんと?!』



まぁこんな感じに、大騒ぎな訳だけど。


『・・・・藍、さん?』


私の隣で船こいで寝ているのは誰だろう。


『藍さん、藍さん、起きてください』


揺すって起こす。・・・が、


『起きない・・・・』


一回藍さんのいたホテルに泊まった時は、藍さんは仕事で徹夜だったからなぁ・・・・

自分で寝起き悪いって言ってたっけ・・・・


SN『どうしたの?』


『ソニ姉さん・・・このお姉さんが起きてくれなくて・・・』


SN『この人、誰?』


カツカツ、と足音がして


『《寝てるのか?》』



英語が聞こえた。


JS『《あ、はいそうみたいで・・・》』


「芝咲、藍居たぞ。」


顔をあげると芝咲さんとたくみさん。



『たくみ兄さん・・・』


『こんにちわ。』


芝咲さんは藍さんの従兄弟だって言ってたのを、今思い出した。

藍を探しに行くのは自分の役目だから、とも訳して、教えてもらった。


「藍、らん、起きろ仕事だ。」


「・・・・んぁ?」


完っ全に寝ぼけてる・・。


「寝ぼけてないで。ほら起きろ。これいるか?」


あ、藍さんがすきなお菓子。

あ、おきた。


「くれ、食べる。」


黙々と食べてる藍さん。


『ソヒョンちゃん』


『おはようございます、藍さん。徹夜明けですか?』


きょとん、としてる藍さん。



『あれ、わかった?』


『前回のお泊りで』


『あ、なるほど。』



忘れられていたかもしれない。


『忘れて無い忘れてない』


『ほんとうですか??』



「【本当ですよー】」



藍さん、フランス語では分かりません。


『もう!!』


『怒らない怒らない。』



端から見たら、コントに見える?



『よっし、じゃぁ、お仕事開始しますか。って、他は?』



「他はもうすぐ来る」


話が分かっているたくみさんは日本語で応対。



「ん、じゃぁ先に始めてますか。」


そういうと一番前のホワイトボードの前へ




『はーい始めますよー』


そういうと途端にしーん、となる。


イトゥク兄さんが藍さんに気付いた。

前にノラゴの振り付けを緋澄さんがしたって言ってたから。それについていったんだっけ?


LT『・・・・あ、お久しぶりです』


『ええ、ご無沙汰しております。』


にこり、と綺麗に笑う。うわ、目が、目が怖い。


TM『ヒョン、この人は誰ですか?』


YN『ちょ、テミン、馬鹿!』


ユナ姉さんが止める。だけど、それは必要ないと思うんだ。

だって藍さん


『日本語の教師担当になりました、空屋の巳廩 藍ですけど、何か?』



すっごいめちゃめちゃ綺麗な笑顔ダケド、目が、目が・・笑ってない!!怖い!

藍さんは寝起きが一番機嫌悪いんだった・・・!!



『て、テミナ、藍さんは寝起きが一番機嫌悪いの!』


小声で私が言うと、大人しく席に座る。


『今日は3時間しか時間がありませんので、さくっとやってさくっと終わらせます。いいですね?』



TY『それだけしか無いんですか?』



『文句は一切聴きません。じゃぁ、始めます』



やっぱり機嫌悪いなぁ・・・・。助けを求めるように私はたくみさんを見た。



『藍、少し落ち着け』



『私は落ち着いているよ、文。担当はSJを私と芝咲が。SNSDは来飛と文と緋澄。しゃいにーは朱詩と黒猫。これで行こう。各グループに一人は日本語に慣れ親しんでいるのがいてよかった。』



「遅くなりましたぁっ!!!!」



・・・・・・飛び込んできた金髪は、緋澄ちゃん。後から続々と続く。


「遅い」


「寝起きで機嫌悪い状態で言わないでよ。」

「仕方ない、コッチは三日寝て無いんだ」


・・・・やっぱり。

こっそり溜息をつく芝咲さんを、私は見逃さなかった。

シャイニー表示はわざとです。


TM→テミン SN→サニー(ソニ) JS→ジェシカ LT→イトゥク


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