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空屋!  作者: しき
12/19

アィ、空屋に会う~文化祭後日編2~

皆さんデルモをなさるような美形だぞ!!?


眩しくて見れないだろーがああぁ!!!?


…すいません。


私キャラ崩壊してきたわ。


こんなんで、テンション保つんでしょうか…!?






「連れてきたぞー。」


「お邪魔しまーす…。」


客間のようなところに案内される。


「アィだー。」


「こら、朱詩。おまえはちゃんと片付けろ。」


(うわぁ生しゅーちゃんと柴咲さんだぁ。)


「・・・・・呆けてるけど、大丈夫か?」


「作者がな、常々アィは芝咲と朱詩が好きだってゆってたけど。てか俺は診療所帰るわ。芝咲、あと何とかしろ。」


放置ですか。


「アィ?」


「あ、朱詩不用意に近づくなよ。」

「・・・・なんで。」


「自分の顔よーく鏡で見てみろ。」


「所で作者は?あとキャシだかキャサリンだか、りさえだか林檎だかは?」


「それはキャシーちゃんだろ。本名はリサコちゃん。作者は部屋引っ込んだから叩き起こしてもいいぞ。」


(うわ、生会話・・・)


「アィ。」 にゅっ

「うわっ!」


「あ、起きた。」


「起きた、じゃないわ。アィ、来て早々わるいんだけど、練習場で爆音で音楽流して踊ってる緋澄を、芝さんと一緒に連れてきてくれないかしら?」


キッチンから出てきた来飛にお願いされる。


「いいわよね、芝さん。」


「俺はいいけど、アィちゃんは、どうする?」


「あ、はい。大丈夫です。」


「じゃぁお願いするわね。」


ニッコリ、と微笑まれる。


「早く戻って来るさ。」

「はーい。」


芝咲に着いていくように歩きだした。


「うわ、ひろ・・・!」


あまりの広さに驚いたアィが声を上げた。


「あははっまぁな。一部屋20畳ぐらいある。」


「すご・・・。」


「あいつらが来る前はガラクタだったけど。今は賑やかだから。」


「・・・何をしているのかな?しば。」


「おお藍。」


藍さん登場。


「その娘子()は?」

「アィちゃんだよ。」


「・・・・おぉアィ。よくきたね。しばよ、朱詩の顔、みたか?」


「インターホン鳴った瞬間荷物落としてたぞ。」


「おや、それは滑稽な。で、どこへ行くのかな?」


「緋澄んとこに。」


「そうかそうか。なら私もお供しようかな。」


クック、と笑い声が響いた。






「ここぞ。」

「おー・・・。」


連れて来られたのは、緋澄ダンススタジオ…らしい。


(学校の体育館ぐらいあるんだけど・・・すご。)


「どうかしたか?」


「いえいえ何も。」


(だってさー、大工の棟梁は置いといても←愛しの芝咲さんとはいえね?皆さんセレブじゃん!でけぇ!!とか素で言えないっしょ。あぃちゃん良い子だし?←キモッ。)


私が長考に浸っていると…、


「ぐふっ。」


斜め後ろから飛び付かれて、驚いた。


「アィー。」


ひょこっと顔を出したのは…


「緋澄ちゃんだ!」


「いぇーい、ひーちゃんでーす☆」


「わぁーい、アィちゃんでーす☆」


ハイタッチを交わす二人に引き気味の芝咲。


藍はどこか別の世界に飛んでいる。



「らーんー」


「なに?」


「見てたか???」



「何が?」

「いや、見てないなら、いい」



「何、へんな子(笑。ほら、見つけたんだから戻るよ」


藍ちゃん口調が可笑しい・・・

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