アィ、空屋に会う~文化祭後日編2~
皆さんデルモをなさるような美形だぞ!!?
眩しくて見れないだろーがああぁ!!!?
…すいません。
私キャラ崩壊してきたわ。
こんなんで、テンション保つんでしょうか…!?
「連れてきたぞー。」
「お邪魔しまーす…。」
客間のようなところに案内される。
「アィだー。」
「こら、朱詩。おまえはちゃんと片付けろ。」
(うわぁ生しゅーちゃんと柴咲さんだぁ。)
「・・・・・呆けてるけど、大丈夫か?」
「作者がな、常々アィは芝咲と朱詩が好きだってゆってたけど。てか俺は診療所帰るわ。芝咲、あと何とかしろ。」
放置ですか。
「アィ?」
「あ、朱詩不用意に近づくなよ。」
「・・・・なんで。」
「自分の顔よーく鏡で見てみろ。」
「所で作者は?あとキャシだかキャサリンだか、りさえだか林檎だかは?」
「それはキャシーちゃんだろ。本名はリサコちゃん。作者は部屋引っ込んだから叩き起こしてもいいぞ。」
(うわ、生会話・・・)
「アィ。」 にゅっ
「うわっ!」
「あ、起きた。」
「起きた、じゃないわ。アィ、来て早々わるいんだけど、練習場で爆音で音楽流して踊ってる緋澄を、芝さんと一緒に連れてきてくれないかしら?」
キッチンから出てきた来飛にお願いされる。
「いいわよね、芝さん。」
「俺はいいけど、アィちゃんは、どうする?」
「あ、はい。大丈夫です。」
「じゃぁお願いするわね。」
ニッコリ、と微笑まれる。
「早く戻って来るさ。」
「はーい。」
芝咲に着いていくように歩きだした。
「うわ、ひろ・・・!」
あまりの広さに驚いたアィが声を上げた。
「あははっまぁな。一部屋20畳ぐらいある。」
「すご・・・。」
「あいつらが来る前はガラクタだったけど。今は賑やかだから。」
「・・・何をしているのかな?しば。」
「おお藍。」
藍さん登場。
「その娘子は?」
「アィちゃんだよ。」
「・・・・おぉアィ。よくきたね。しばよ、朱詩の顔、みたか?」
「インターホン鳴った瞬間荷物落としてたぞ。」
「おや、それは滑稽な。で、どこへ行くのかな?」
「緋澄んとこに。」
「そうかそうか。なら私もお供しようかな。」
クック、と笑い声が響いた。
「ここぞ。」
「おー・・・。」
連れて来られたのは、緋澄ダンススタジオ…らしい。
(学校の体育館ぐらいあるんだけど・・・すご。)
「どうかしたか?」
「いえいえ何も。」
(だってさー、大工の棟梁は置いといても←愛しの芝咲さんとはいえね?皆さんセレブじゃん!でけぇ!!とか素で言えないっしょ。あぃちゃん良い子だし?←キモッ。)
私が長考に浸っていると…、
「ぐふっ。」
斜め後ろから飛び付かれて、驚いた。
「アィー。」
ひょこっと顔を出したのは…
「緋澄ちゃんだ!」
「いぇーい、ひーちゃんでーす☆」
「わぁーい、アィちゃんでーす☆」
ハイタッチを交わす二人に引き気味の芝咲。
藍はどこか別の世界に飛んでいる。
「らーんー」
「なに?」
「見てたか???」
「何が?」
「いや、見てないなら、いい」
「何、へんな子(笑。ほら、見つけたんだから戻るよ」
藍ちゃん口調が可笑しい・・・




