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相互読みは義務ではない。でも、気遣いまで笑う必要はない ( ˘ω˘ )

掲載日:2026/07/19

 WEB作家の世界では、ときどきこんな不満を見かける。


【自分はあの人の小説を読んだのに、あの人は自分の小説を読みに来てくれない】


 たしかに、読んだからといって、相手にも読む義務が生まれるわけではない。

 相互読みの約束をしたわけでもないのに、勝手に見返りを期待し、返ってこなかったからと恨むのは筋が違う。


 読むかどうかは、あくまで相手の自由である。

 ただし、だからといって、返報性そのものを馬鹿にしてよいわけでもないと思う。


 自分の作品を読んでくれた人がいれば、少し相手のことを気に掛ける。感想をもらえば、お礼を返す。

 時間があれば、その人の作品ものぞいてみる。


 これは強制ではないし、義務でもない。


 けれど、こうした小さな気遣いがあるから、WEB作家の交流は成り立っていると、私は思うのだ。


 読んでくれた相手に対して、【見返りを期待する方がおかしい】と冷たく言い切ることも、理屈の上では可能だろう。


 しかし、そんな態度ばかりが広がれば、やがて誰も他人の作品を読まなくなる。


 感想を書いても返事がない。

 応援しても気にも留められない。

 それが当たり前になれば、最初は温かかった人も、だんだん手を引いていく。


 結果として残るのは、誰も先に動かず、自分の作品だけを読んでほしい人ばかりの、妙に殺伐とした界隈なのである。


 たしかに返報性は、請求書などではない。

 読んだから読め、感想を書いたから、こちらにも感想を書け、と迫るものではない。


 だが、返報性は人間関係を動かす潤滑油でもある。

 少し返してもらえるかもしれないという期待があるから、人は誰かに親切にできるというのもあるのだ。


 だから必要なのは、【見返りを強制しないこと】であって、【見返りを期待する気持ちまで嘲笑すること】ではない。


 相互読みを当然視して恨むのは違う。


 ……けれど、読んでくれた人を少し気に掛ける文化まで否定すれば、WEB作家の世界は、作品以前に人間関係の荒野になってしまう。


 義務ではないからこそ、きっと、返された小さな親切には価値があるのだ。




◇◇追加・余談◇◇


 返報性は【返せと請求する権利】ではないけど、社会を回す潤滑油ではあると思う。


 例えば、国などが本気で、


【親切に見返りを期待するな】

【恩を返さなくても普通】

【助けてもらっても気にする必要なし】


 みたいに教えたら、親切な側もそのうち思い直して、助ける量を減らすだろう。


 ……すると、


【困っている人を見ても関わらない】

【落とし物を届けない】

【地域の手伝いをしない】

【他人を信用しない】


 という方向へ進みやすいだろう。

 そうなれば、日本が誇る清潔感や治安が崩壊しかねないと思うのだ (´・ω・`)

現在、SF戦記「星間覇道  ――没落貴族と女海賊、銀河帝位争乱――」を連載中です~♪

良かったら是非読みに来てやってください (*´▽`*)

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― 新着の感想 ―
持ちつ持たれつ。おかげさま。 そんな気持ちのことですよね(*^^*) 見返りは期待しないほうが心のためと思いつつ…作家活動を続けるためには、興味を持ってくれて、応援してくれた。 それはとても嬉しいこと…
同感です( ˘ω˘ )
スタンスは人それぞれですよね。 私は結構読みに行く方ですが、なろうではできているけれど他サイトではそこまでできていなかったりもしますし……(´・ω・`) 期待することすら「おかしい!」というのは厳しす…
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