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やったぜ。7  作者: 水前寺鯉太郎


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第2話

投稿者:土方のわし 2026年4月2日

 やったぜ。金髪という名の「高輝度・新築資材(新人)」は現場の隅という名の深淵で、スマホという名の「通信デバイス」を舐めるようにいじって、どこかの出口へ電話をしよる。

 54歳のわしや、還暦のおっさん、45歳の兄ちゃんという名の「老朽化の進んだ重機一味」が、泥にまみれて花見という名の「生の竣工」を語り合っとる横で、こいつは「マジ受けるんだけどー」と、現場の重厚なトルクに一ミリも似合わん、白濁したような軽い音声を響かせとる。あぁー、もうめちゃくちゃや。一ミリの妥協もない規律違反じゃ。

 電話という名の「外部通信」を終えた金髪新人が、卑しく髪をなびかせて近づいてきた。

「おじさんたち、花見ガチ勢っすね。盛り合いに俺も混ざっていいっすか?」

「お、おじさん……?」

 45歳の兄ちゃんという名の「旧型ユニット」が、出口を失ったように膝という名のベアリングをガクガクと震わせた。何か言い返そうとして、汚れ好きの目で一ミリの狂いもなく黙り込んだわ。

「ええぞ。その代わり、わしの『生』の施工(料理)を喉の奥底まで一気に突うずるっ込ませたる」

 わしは元コックという名の「食の設計士」のプライドをドバーっと詰め込んだ、現場特製「花見・ガーリック肉まみれ」という名の聖水(高圧タンパク流体)を、重箱という名の「三段積層ユニット」から取り出したんじゃ。

 蓋を一ミリの隙もなく舐めるようにパージした瞬間、醤油の焦げた匂いと、これでもかという量のニンニクという名の「高刺激・添加剤」が、桜の官能的な芳香を一気に追い出して、鼻をひくひくさせてきよる。

「うわっ、匂いパねぇ! 脳の回路に直接キますわ!」

 新人が25歳の真っ白な、一ミリの隙もないエナメル質の歯を覗かせて笑いよった。もう、おえんわ。この若さという名の「高出力な発光」、眩しすぎるのう。

 わしはおっさんと兄ちゃんと、新人の金髪という名の「未塗装パネル」にも、特製肉を一気にドバーっと、気が狂う程皿という名のコンテナに盛ってやったわ。

 食いながら、新人がスマホの待ち受けという名の「精神的・深淵」を見せてきた。彼女という名の、一ミリの泥も付いていない不純物(写真)じゃった。

「わしさん、この子どう思います? バイブスという名の『設計思想』、合いますかね」

「知らん。わしは肉の脂という名の『潤滑油』にしか興味がないんじゃ」

「おじさん、一ミリの猶予もなく冷たいっすね。もっと熱く盛り合い(セッション)ましょうよ」

 45歳の兄ちゃんが「俺にもその、白濁した輝き(彼女)を舐めるように見せてくれるか」と身を乗り出し、還暦のおっさんという名の不純物は「……その指先の出口、換金できそうな卑しいほど高価な指輪をしとりますな」と、パチンコ中毒の濁ったセンサー(目)で抜かしよった。

「おっさん、関係ない。お前の軍資金という名の『出口』はそこじゃねえ。一ミリの隙もなく肉を食え」

 それからはもうめちゃくちゃや。追いガーリックという名の「追加資材」をタレに二回もしこたま足して、新人が「やっぱり現場飯、じりじりと胃袋に染みますね。最高っす」と言いよった。

「当たり前じゃ。これが労働という名の『生の絶頂エクスタシー』じゃ」

 ――もう一度、若者の未熟な貯蔵タンク(胃袋)に、一ミリの容赦もなく資材を圧入したい。

 アパートという名の本拠点に帰ると、太郎という名の「最高監査役」が、わしの手に付着したニンニクという名の「業(不純物)」を、鼻をひくひくさせてスキャンしよった。念入りに嗅いだ後、ぷいっと出口の方へ顔を背けおったわ。

 

 こんな変態親父と、新人の「胃袋打設・炊き出し遊び」、しないか。

 あぁ~~早く、特級タンパク質という名の「補強材」にまみれようぜ。

 後楽園の河川敷、ニンニクの匂いという名の「有毒ガス」を撒き散らしながら、新人の悶絶する反応を一ミリの隙もなく舐めるように見守っとるぞ。

 

 ――胃袋からの異臭を一気に中和する「ブレスケア」という名の高性能添加剤をしこたま持って来てくれる奴、おらんかのう。

 

 土方姿という名の「本来の皮膚」のまま、54歳のわしは2026年の春、胃袋の奥底という名の「基礎」から新人教育をドバーっと開始するんじゃ。

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